囲碁、将棋、は女性差別では・
本日7日、千葉県野田市の「関根名人記念館」において、将棋の第47期岡田美術館杯女流名人戦5番勝負第3局が行われ、里見香奈女流四冠(28)が12連覇を果たしました。
このタイトル会得によって里見女流四冠のタイトル獲得通算43期となり、清水市代女流七段(52)の持つ通算獲得記録とタイトル数が同じ日本最多に肩を並べたそうです。
ちなみに、里見名人の43期の内訳は「女流名人12期、清麗2期、女王1期、女流王座4期、女流王位6期、女流王将7期、倉敷藤花11期」だそうです(すごい)
囲碁と将棋のタイトルって、種類が多くて誰が一番強いのか?よく解らないところが有ります。
さらに変だと思うのは、囲碁や将棋においてタイトル戦が男女別にあることです。
これこそ、女性差別にはならないのでしょうか?・・騒がれませんね。
体力勝負ならいざ知らず、頭脳戦の囲碁や将棋において男女の間に何かハンディキャップが存在するのでしょうか?・・無いと思います。
これは、男性たちが女性に負けるのが嫌で避けているのでしょうか?
そんなプライドを捨て、できるだけ早いうちに統一戦を行ってもらって、タイトルの男女別を無くしたほうが良いと思います。
「藤井二冠 VS 里見女流四冠」、これは注目される対局になるでしょう
<追記>
上記の疑問記事は、堀内勝さんや複数の方からのコメントによるご指摘で、私の「差別ではないか?」というのは誤解であることが判明しました。
まず、将棋の世界で言うと女性のプロ棋士が存在していません。ただし「女流棋士」は存在しますです。
ですから、プロのタイトル戦での対局そのものが不可能のようです。
囲碁の世界では、女性も参加可能ですがそれには女流棋士戦で複数タイトル取得やかなり高い成績が無いと参加できない。
つまり、女性の場合は囲碁も将棋もタイトル戦に出る前の条件が高く、突破する女性の棋士が居ないということのようです。
お詫びして、訂正させていただきます<(_ _)>
ただ、女性がプロ棋士を目指す場合には、男性より多くの関門が存在することは確かで、それこそが男女差別には当たらないか?という思いが強まります。
そして、頂いたコメントにもありましたが、「女流棋士」という言い方は差別を感じさせます
差別問題には、考えるときりが無いことが多いようです
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コメント
能力とか肉体とか精神とかは当然、遺伝子に書き込まれていている。
それを超えるには努力するしかない。そこに、進化があるのでしょう。
女も男も、生まれながらに違う。では、平等とは何か?
力が無い人に、力を貸すのが
疲れた人に、優しい声をかけてあげるのが
全ての人の勤めと思う。そこが野生動物と違うとこでないでしょうか。
しかし、左脳、右脳、前頭葉、を見ると男女の差異は明らかです。
投稿: 風流人 | 2021年2月 7日 21:00
誤解のない様に
古来、女性は家庭内の家事に、男は外で働いて来た。
それで、能力差が出て来たのでしょう。
決して男女の能力差が有るとは思いません。
投稿: 風流人 | 2021年2月 7日 22:12
フムフム、なるほど。時代の流れとしても
近年のうちに統一戦というか混合戦を検討するのも
やぶさかではございません。
投稿: へこきあねさ | 2021年2月 8日 05:54
>風流人さんへ
そういうお考えもると思います。
ただ、未だに原始的な暮らしをする少数民族には、女性が働き、男性は家に居て化粧などをする部族が存在しますので、一律ではないと思います
>へこきあねさんへ
統一戦があって、そこで勝利してこそ本当の名人でしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月 8日 09:40
なるほどね、考えても見ませんでした。
投稿: 吉田勝也 | 2021年2月 8日 11:49
>吉田勝也さんへ
女性たちも誰も声をあげませんよね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月 8日 16:59
女性に「一目置く」と差別になる。そうならないための工夫でしょうか
投稿: ましま | 2021年2月 8日 17:20
私は将棋が趣味なので多少語れます。
将棋のプロ養成機関は男女平等です。
養成機関6級はアマチュア4段とか5段とか言われてます。
本当の実力者だけが進級でき、三段になれれば半年かけて戦う三段リーグに参加できます。
この中で上位2名が四段となりプロ資格を得ます。
里見さんは三段リーグに5期参加しましたが、勝ち抜く事はできませんでした。
里見さんは本当に強いです。しかし、現在の実力でも三段リーグを勝ち抜く事は難しいです。
将棋のプロとは、それほど異次元なんです。
女流棋士制度は、もともと女性への将棋普及を目的として作られました。
近年はレベルも上がってますが、それでも男性棋士との実力差は大きいのです。
ちなみに、普通(?)タイトル戦に女流棋士上位者は参加してますが、勝ち進む事は難しいです。
囲碁はそれほど詳しくないですが、男女とも同じ条件でプロになると記憶してます。
しかし、女性棋士が勝ち進む事は難しく永遠にタイトルが取れないので、女流タイトル戦が出来たと囲碁番組で解説者が言ってました。
女流タイトル戦に男性は参加できませんし、女性救済と言う名の女性差別なのか…男性差別なのか難しいところです。
投稿: 堀内勝 | 2021年2月 9日 00:52
>堀内勝さんへ
コメントありがとうございます。
詳しいご説明ありがとうございます。私もそのようないきさつがあることは承知しております。
それでも、統一戦が有っても良いのではないかと考えます
そうでなければ、いつまでたっても女性の実力は上がらず、下のままで終えてしまいます
投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月 9日 07:53
>ましまさんへ
そうではないと思います。
対戦相手が少ない女性棋士への救済の意味も存在すると思います
投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月 9日 07:57
囲碁でも将棋でも
男女の区別ない実力主義です。女性にも門戸は開かれています。
女性優遇はあっても女性差別はありません
>囲碁や将棋においてタイトル戦が男女別にあることです。
今は、男性だけ棋戦はやっているのか?
どの棋戦ことなの?
今はやっていませんね
一般棋戦は男女混合だと思う。
女性が予選から勝ち上げっていけばタイトル取れる
女流棋戦は男性は出場できないので男性差別
出場できる棋戦の数は女性の方が多いので男性差別
女性は女流タイトル獲得して賞金が入って甘やかされて満足してしまうでしょう
里見香奈も満足しているでしょう
賞金ランキング
囲碁は男女混合で発表しているけど
将棋は男性だけ 女性は発表していない
女性は
一般棋戦と同じな女流〇〇は名前を別の名前にした方がいい
女流棋士という言い方もやめたほうがいい
女流棋戦に男性が出場できるようにしたら
女性の優勝はいなくなるかもね
投稿: あ | 2021年5月 5日 22:28
>あさんへ
いろいろと、情報とコメントをありがとうございました
投稿: 玉井人ひろた | 2021年5月 6日 07:51
囲碁は存じ上げませんが、将棋は完全に男女平等です。
プロになる過程の奨励会(ざっくり言うとプロ選抜試験)は男女区別無く入会できますが、プロになるための規定の成績を残した女性がいないので、女性の棋士はおりません。
それを救うために女流棋士制度を作り、奨励会に入る棋力が無い、または奨励会で規定の成績を残せない女性でもプロ(女流棋士)と名乗る事ができるようになりました。
AI将棋の発達等で将棋の勉強方法が変わりつつあるため、そんな遠くない未来に奨励会をクリアし棋士を名乗る女性が出てくるはずです。
なので、これからの将棋会を心のどこかで気にして頂ければ幸いです。
投稿: 杏利 | 2021年8月 5日 02:39
>杏利さんへ
コメントありがとうございます
投稿: 玉井人ひろた | 2021年8月 5日 08:58