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2021年2月10日

ダブル聖子

東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長による「女性蔑視」発言、さらに自民党の二階俊博幹事長の発言について、まるで二人の代理のように国会で追及され答弁しているのが橋本聖子大臣ですね。

それも、致し方ない話で、なんといっても橋本大臣が担当するのは↓

  • V東京オリンピック競技大会・東京パラリンピック競技大会担当大臣
  • 女性活躍担当大臣
  • 内閣府特命担当大臣(男女共同参画)

これらを兼務する大臣なのです。

つまり、今回の問題は率先して怒って対処する立場の大臣を担当しているからです。

問題の波紋は広がるばかりで、橋下大臣の本音はどんなものでしょうか?

橋本聖子大臣の本名(戸籍名)は「石崎聖子」と言いますが、「聖子」という名は五輪の「聖火」からとって父親か名付けたそうです。

そして、橋本大臣のお子さんの名前も↓

  • 聖火(せいか)ちゃん
  • 亘利翔(ぎりしゃ)くん
  • 朱李埜(とりの)くん

というように、オリンピックにちなんだ名になっているそうです。

橋本聖子大臣と言えば、夏季オリンピック3度、冬季オリンピック4度、日本人最多の合計7度のオリンピックに出たスポーツ界のレジェンドです。
さらに、国会議員現職で初めてオリンピックに出場し、国会議員現役中にお産を行った女性でもあります。(これによって女性議員の産休が認められた)

そんなレジェンドが、同じ女性の議員から追及されている姿は情けない限りです。

橋本聖子大臣と野田聖子自民党幹事長代行、このW聖子には「ガツンと言ってやれ」と思う私です。

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コメント

そんな素晴らしいレジェンドであっても、なにより自民党員であること、そして閣僚という権力の側に立つと、権力の意向に沿う行動になるのは当然としか思えません。
山下さん、室伏さんも同じ。
アスリートはもっと自由だと思っていたのに
がっかりです。

投稿: へこきあねさ | 2021年2月11日 05:53

>へこきあねさんへ

こういうアスリートには、多額のお金を出すスポンサーが付き物で、そこには必ず自民党議員が可を連ねるのが常識です。
そこで引退後には恩返しとなるのでしょう

投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月11日 07:59

本当に中継を観ていると歯がゆい思いで一杯です、昔は一流のアスリートだったのに。

スポーツ精神でバッサリとは行けないんですね、組織の幹部になるとしがらみで雁字搦め状態でしょうか?

投稿: JACKS | 2021年2月11日 09:01

反骨精神がアスリートの信条でないか。
ぜひ、打ち破ってほしい。

日本の社会は和を大事にしすぎて、物言わぬ群衆となり易い。
レディーファーストは常識だよ。

投稿: 風流人 | 2021年2月11日 09:07

>JACKS
自民党に入ると「女はわきまえる」を徹底させられるのかもしれません


>風流人さんへ
反骨というより、アスリートという人たちは究極の負けず嫌いのはず、胸の内はすごいのかもしれません

投稿: 玉井人ひろた | 2021年2月11日 10:06

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