甲子園球場に、韓国語の校歌が響く
24日の「第93回選抜高校野球大会」(毎日新聞社主催)、つまり春の甲子園大会の放送を視たときに、ちょうど2かいをを終えて両高の校歌が流されているところでした。
校歌が流れるときはNHKがその歌詞をテロップで表示するのですが、そこに出ていたのが韓国・朝鮮のハングル文字だったので驚きました。
その高校は、「京都国際高」であることがわかりました。
「京都国際高校」とは「京都韓国中学校」が発祥で、その後2003年に学校法人京都国際学園を設置、翌2004年には京都府知事の認可を受けた一条校として「京都国際中学高等学校」を開校して再スタートを切った学校のようです。
同校は、英語・日本語・韓国語のトリリンガルを目ざす語学教育を強化して「真の国際人育成」を教育目標としているそうですが、校歌は韓国語のままになったようです。
歌詞のテロップは、ハングルとそれを約した日本語を併記したのですが、「東海(日本海のこと)」のところをNHKはできるだけ原文を尊重配慮し「東の海」と訳したそうです。
在日朝鮮学校は、高校サッカーではすでに国内の大会に参加できていましたが、ついに高校野球も全国大会に出場できるようになったのかと感嘆しました。
ただ、反論する人も居るんでしょうね。
きょうは、東京オリンピックの聖火が福島県からスタートしますが、この「聖火」という言い方は日本独自の呼称で、日本人にとってただの火ではないように感じます。
ですから、この聖火でいろいろなことが好転していくことを願いたいです。
| 固定リンク | 2
コメント
いよいよ聖火ががスタートですね。沿道の応援もなく淋しい限りですが無事を祈ります。
投稿: 吉田勝也 | 2021年3月25日 (木曜日) 12:41
国際化は歓迎すべきでしょう。延長の末、勝利しました。
今、甲子園は神戸国際大附属が戦ってますが、こちらはキリスト系ですね。
ついでに夏ではなく秋の時期にできませんか?
あるいはドーム球場では?
伝統も大事だが工夫して欲しい。大相撲は絶望しか無いです。既得権益だらけで。
投稿: 風流人 | 2021年3月25日 (木曜日) 13:28
>吉田勝也さんへ
賛否あるようですが、成果の出発式典を見て私は感動し涙してました。
>風流人さんへ
失礼ながら、あまりスポーツについてお詳しくないようですね。
高校野球は国内大会で、国際化はしておりません。キリスト系でも日本の学校です。
秋の大会は行われています。その秋の大会の決勝トーナメントが現在行われている「選抜高校野球大会」です。
それに大会時期は伝統ではなく、単純に文科省の教育課程の日程に合しただけです。
大相撲は、世界で最も早くVTR判定を導入した先進的なスポーツの一面も持っています
投稿: 玉井人ひろた | 2021年3月25日 (木曜日) 16:30
私は野球中継はほとんど見ないので、この歌の事も
知りませんでした。しかし、今 韓国と日本の関係が
芳しくない今、このような歌が日本になりひびいたということを聞いてうれしく思います。
アメリカでさえ、意図的かどうか日本海を「東海」と表記しているところ、歌の訳として 「東の海」と訳したのも日本への忖度と感じます。
聖火、そうですねぇ。「聖火」らしき言語に訳した外国語はほぼ無いよう。なぜでしょう。
投稿: へこきあねさ | 2021年3月25日 (木曜日) 21:22
>へこきあねさんへ
神聖なる火という、日本人独特の感性が「聖火」になったんだと思います。
「オリンピックの火」では、納得できなかったのでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2021年3月26日 (金曜日) 07:54
NHKの言い分は、よく理解できます。
しかしちょっと甘いですね。
いわゆる韓ドラも輸入しすぎだ。
投稿: もうぞう | 2021年3月26日 (金曜日) 19:00
>もうぞうさんへ
韓ドラは、すごい数ですよね。
ただ、Kポップは世界を席巻しています。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年3月26日 (金曜日) 19:37