アメリカの‘ワクチン接種大作戦’
アメリカでは、日本と比べワクチン接種がものすごい速さで進んでいますが、実際は報道されているようには進んでいないようなのです。
ワクチン接種は、できれば全員が接種することが感染対策になるわけですが、アメリカにはワクチン接種を拒否(敬遠・疑問視)する人も沢山居て、その人数は最低でも全人口の20%ほどにも上るようなのです。
そこで、アメリカではあの手この手でワクチン接種を促進することが行われているようで、それは企業単位でも行われているようですが、その内容がすごい。
- プロ野球のシアトル・マリナーズは、本拠地Tモバイル・パークの入場者にワクチン接種を無料で行う。
- ロバスケットボールNBAでは、ミルウォーキー・バックスが、入場者にワクチン無料接種を行う。
- ドーナツ販売企業のクリスピークリームは、ワクチン接種者にドーナツ提供。
- ウェストバージニア州では、ワクチン接種者に100ドルを支給
- バドワイザー社は、ワクチン接種者にビールを提供
- ニューヨークのマリファナ合法活動家は、ワクチン接種者にマリファナ(大麻)を提供
驚くのは、最後のマリファナ提供のところ、そこには長い行列ができているのがオンライン上にアップされていました。
アメリカはすごいとしか言えないですが、なんといっても国内メーカーが3社もあるのが羨ましい
- 『ファイザー』(2回接種で効果)
- 『モデルナ』(2回接種で効果)
- 『ジョンソン&ジョンソン』(1回接種のみで効果)
個人的には、最後の1回の接種で済む「ジョンソン&ジョンソン」のワクチンがいいですねえ。
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コメント
やはり米国は大国ですね、やる気が高まれば企業も躊躇なく協力します。
学校での勉強の中、宗教的な教えからなのでしょうか、社会奉仕&還元精神が根付いている国ですね。
投稿: JACKS | 2021年5月 7日 (金曜日) 06:54
>JACKSさんへ
寄付や奉仕ということへの賛辞のすごさも日本との違いですが、寄付や奉仕を受けるほうの考え「当然。常識」という考え方が、一番の違いに感じます。
日本には「迷惑をおかけする」という考えが、どうしても先行しそれが寄付や奉仕にも影響を与えている気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2021年5月 7日 (金曜日) 07:55
日本の企業を見たら情け無いです。
儲けた分は内部保留で貯め込み、ワクチンには金を使わない。
製薬会社は知らん顔。
東電は、非常電源を地下に設置したまま津波で使えなくした。
当時、津波は14m以上とされていたのに放置した。
東電は不起訴になったが、そのツケは全て地元と利用者が負っている。
しかし、原発は再稼働している。最大40年の寿命を更に伸ばした。
大会社の傲慢さは、益々国を滅ぼすだろう。
投稿: 風流人 | 2021年5月 7日 (金曜日) 09:19
>風流人さんへ
日本では初めての民間原発であるF1の設計と建設を指揮したのはアメリカの会社で、原発は海には無く津波よりハリケーン対策として「電源は地下」というのが常識だったそうです。
最近やっと、地下だった理由が解りました
投稿: 玉井人ひろた | 2021年5月 7日 (金曜日) 09:29