原発の廃炉工事がスタート
震災と原発事故後も施設が無事だった「東京電力福島第2原子力発電所」、東電はこれを執拗に再稼働しようと国に働きかけました。
しかし、「廃炉以外に選択肢は無い」という一貫した福島県側の態度に、東電が再稼働を断念し廃炉することを決定したのはほんの2~3年前のことでした。
そしてついに、きょうから福島第2原発の廃炉作業が始まることになりました。
作業が終わるのは、2040年以降だそうですがさらにかかることでしょう。
長い作業工程の話ですが、その長い年月の間に日本の発電の事情はどう変化するのでしょうか?
気になるのは急変するマスメディアの態度と、熱しにくいのに急激に盛り上がって変化する日本国民の世論です。
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コメント
東電とメーカーに対する不信感の回復はありえないと見ると廃炉しかありえない。また、その技術と費用の負担は両社が負うことになりますが、認可を与えた政府も責任があるので、結果としては東電ユーザーが電気料金の中から、政府は税金を融通する中で賄うことになります。
同時に新エネルギー開発を安いエネルギーとして開発することも必要です。
廃棄物処理に解決方法を持たないところに原発を再開したり新設したりする資格はない。
投稿: 真島節朗 | 2021年6月17日 (木曜日) 20:22
>ましまさんへ
そうなんですよ。
いまだに処理法が見つからないことこそが、最も重大な課題です
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月17日 (木曜日) 21:00
福島県が廃炉以外にない、と断固とした態度を取ったのは立派でしたね。
政府は基本電源の中に常に原発を2・3割入れる。それは国民感情に反してです。国民は再生可能エネルギーを望んでいます。
国民の意思はそんなに揺れていないと思います。
再生可能エネルギーも何が一番ベターかその地域性や経済力などによって違う。 そこに政治力を活かしてほしい。
投稿: へこきあねさ | 2021年6月17日 (木曜日) 21:39
鹿児島も川内原発がありますので気になります。
投稿: 吉田勝也 | 2021年6月18日 (金曜日) 11:37
>へこきあねさんへ
その国民も、全員が廃止を願っているとは限らないことも事実です
>吉田勝也さんへ
気になりますね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月18日 (金曜日) 17:08