牛伝染性リンパ腫ウイルス
新たに出現したウイルスに悩まされているのは、人間だけではありません。
現在、全国で牛を飼っている農家は、感染すると白血球が腫瘍化する「牛伝染性リンパ腫」の発生につながる「牛伝染性リンパ腫ウイルス」というのに悩まされています。
昨年の2020年は全国で4180頭の感染が発生、これは10年前の2倍増だそうです。
感染してもすべての牛が発症するわけではなく、その発症する割合は数%なのですが着実に増えているそうです。
コビッド-19とよく似ています。
感染は、感染牛の血液を吸った虻(アブ)などの吸血昆虫が媒介になったり、乳汁から感染するようです。
もっと厄介なのは、このウイルスにはワクチンも無く、有効な治療法も無いということです。
そのため、発症すると肉牛としても牛乳も販売できないので牛はゴミのように殺・廃棄処分と言ことになります。
古代では、人間もウイルスなどの伝染病にかかると処分されていたようですが、コビッド-19感染ではそんなことは無かったことを祈りたいです。
リオ五輪の際のジカ熱、今回のコビッド-19、そして毎年発症する豚熱、鳥インフルエンザ、BSE・・感染症は増えるばかりです。
| 固定リンク | 1
コメント
ひろたさん!
最初は日本でもコロナ死者が
とんでもない扱いされてましたが
変わってきてる事信じたいですね。
インドなどは死者が多くて …!
どうなってるか分かりませんよねぇ( ˊᵕˋ ;)💦
荼毘に付しても完全ではなく……何処へ
ま、まさかガンジス川へ…?!
投稿: Pee | 2021年6月25日 (金曜日) 10:55
>Peeさんへ
ガンジスは聖なる川ですから、ウイルスに感染しないと思っている人々が多いようですね。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月25日 (金曜日) 11:14
ウィルスはどれも怖いですね。
投稿: 吉田勝也 | 2021年6月25日 (金曜日) 11:55
これらのウイルスは人間が自然を開発しすぎたしっぺ返しとしか思えません。
とはいえ、人間もワクチンで対抗しようとしますが、相手は大自然の生き物。 まだまだこちらの力は及びません。
グローバル化の産物ともいえるかもしれません。
玉井人さんのように国連が推奨する小規模農業のほうが、安全な道を人類は歩めるのではないでしょうか。
投稿: へこきあねさ | 2021年6月25日 (金曜日) 12:21
>吉田勝也さんへ
それでも暮らしていくしかないのが我々ですね
>へこきあねさんへ
どれが正解かは、何百年もあとになることでしょう
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月25日 (金曜日) 17:17