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2021年6月29日 (火曜日)

日本は、サイバー攻撃に弱い?強い?

アメリカのオイルパイプラインが、サイバー攻撃により止まった被害ニュースはまだ新しい事件ですが、平昌冬季オリンピック(韓国2018年)、リオデジャネイロ夏季オリンピック(ブラジル2016年)でもサイバー攻撃を受け被害発生していた事実があります。

そこで日本も、サイバー攻撃により東京オリンピック・パラリンピックの運営に深刻な支障が出れば、日本のICT技術の威厳が損なわれるとして、4月22日には警視庁が研修会を開いたり経団連でも専門の委員会を創設するなど官民一体となって対策が始まっています。

そんな中、6月28日にイギリスのシンクタンク、国際戦略研究所(IISS)が発表した「サイバー、デジタル分野の総合的な実力」で、日本は最下位グループになっていたことが報道されました。

<IISS:欧米主要国と東南アジアなどの計15ヵ国を分析した報告書>

  1. 番手=アメリカ
  2. 番手グループ=中国、ロシア、イスラエル、イギリス、フランス
  3. 番手グループ=日本、北朝鮮、イラン、インド、インドネシア

この発表を見ると、日本は「サイバーセキュリティ対策」が遅れていると感じてしまいます。

ところが・・・

同じく、イギリスの「Comparitech」が運営する比較サイト(Comparitech.com)では

(1)マルウェアに感染したモバイルユーザー、
(2)金融マルウェア攻撃を受けたユーザー、
(3)マルウェアに感染したコンピュータユーザー、
(4)telnet攻撃の発信源になった、
(5)クリプトジャッキング攻撃を受けたユーザー、
(6)適切なサイバー攻撃対策の実施、
(7)サイバーセキュリティ関連の法律の整備状況、

上記の7項目を基に調査した結果、
「サイバー・セキュリティ安全性ランキング」で日本は世界60カ国で最高点を取得し安全性が「1位となっているのです。

これでは、
日本はサイバーテロ対策に強い国なのか、それとも弱い国なのか?迷ってしまいます。

調査やアンケートと言うのは、だいたいこんなものなのでしょうが、コンピューターウイルスというのもある意味で見えない危険物です。

私のような凡人には、その分野の専門技術者と対策組織の方々に頑張ってくださいというしかないようですね。

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コメント

興味を持って読ませて頂きました。

投稿: 吉田勝也 | 2021年6月29日 (火曜日) 17:10

>吉田勝也さんへ

コメントありがとうございます。

投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月29日 (火曜日) 18:32

こんにちは、玉井人ひろたさん。
最初のイギリスの調査会社の結果をこちらで拝見して
えーー、最下位グループで検知が最下位なの???
と、思いながら次の別のイギリスの調査会社の
調査結果は安全ランキング、日本が一位なの?
これどっちが本当?どっちも本当?と
思ってしまいました。
本当にその分野の専門技術者と対策組織の方々に
頑張って下さい!!と言うしかないですね。

投稿: 浜辺の月 | 2021年6月30日 (水曜日) 12:02

>浜辺の月さんへ

そう考えますよね。多くの方々が、見えないところで戦っているんでしょうね

投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月30日 (水曜日) 14:07

よく分かりませんが、そんな気がしましたね。
サイバーも外交も下手でしょうから。

投稿: もうぞう | 2021年6月30日 (水曜日) 18:55

>もうぞうさんへ

やはり、弱いとみるべきでしょうか

投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月30日 (水曜日) 20:03

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