神風ドローン
沖縄戦没者慰霊の日のきょう、朝刊には驚きの記事が掲載されていました。
国連安全保障理事会が2021年3月に発表した報告書の中に、
2020年3月のリビアでの戦闘で、
AIが搭載され、自らが兵士を認識追尾し攻撃するドローンが使用された可能性がある。
兵士が死亡したかどうかは明らかにされていない。
使用されたとされるのは、トルコ製の攻撃ドローン「Kargu-2」というもので、一度に20機程度で上空を回遊してセンサーと顔認識機能のカメラで自らが敵を察知し、標的を認識すると突っ込んでいき爆発する仕組みのようです。
つまり自爆攻撃をすることから、旧日本軍の「神風特攻隊」になぞらえて「神風ドローン(Kamikaze Drone)」とも呼ばれている代物のようです。
まるで映画「ターミネーター」の世界のような、ロボットが人間を攻撃するSF戦争のような話の記事でした。
この兵器に対し国際NGOや世界30か国の政府やAI技術者らからは、人間の判断を介さないで標的を攻撃する「自律型殺傷兵器」は非倫理的・非道徳的であるとして、その開発と使用に対し反対が出されているそうですが・・・
人の判断が介入しようがしまいが、殺人マシーンには違いないと思います。
いずれにしてもトルコ製が存在しているということは、アメリカやロシア、ヨーロッパの国でも存在し装備されていることは間違いないということでしょう。
むしろそっちのほうが、重大な問題ではないでしょうか。
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コメント
ドローンはどんどん新しい物が出て来るでしょうね。
投稿: 吉田勝也 | 2021年6月23日 (水曜日) 16:58
>吉田勝也さんへ
ドローンのなかでも、小型のジャイロ型が最も進化しているようですね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月23日 (水曜日) 17:03
私もこの記事を新聞で読みました。
こんなマシーンの存在を「世界」が許す( 国連などが取り締まらない)ことになれば、マシンを作れる経済力のある国が世界に君臨することになりかねません。
核兵器の製造・使用を禁じたように、これらの器械も禁ずべきです。
投稿: へこきあねさ | 2021年6月23日 (水曜日) 20:18
>へこきあねさんへ
核兵器が規制されるので、これを新たな研究にしたのかもしれませんよ
投稿: 玉井人ひろた | 2021年6月24日 (木曜日) 08:04