インフルエンザワクチン副反応・の報道
ワクチンと言えば、すでに一般化して久しいのがコビッド-19と同じコロナウイルスのインフルエンのザワクチンでしょう。
しかし、そのインフルエンザワクチン接種後の副反応の発生状況については知らないと思いませんか。
まずは、コビッド-19が確認されるほぼ2年前の2017年(平成29)厚労省発表
>平成28年シーズン(2016年10月~2017年4月)
インフルエンザワクチン接種後の副反応状況
- ワクチン接種者総数=5284万5556人
- 副反応発生人数=243人
- 重篤者=86人(77人)
- 死者 = 6人 ( 4人)
※数字は医療機関からの報告で、( )内はワクチン販売業者からの報告人数
そしてもっと以前、東日本大震災が起こる2年前の2009年に「新型インフルエンザウイルス(A/H1N1)が確認され、そのシーズンのワクチン接種後の副反応状況が厚生労働省医薬食品局から発表されたときの報道記事
>2010年11月「医薬品・医療機器等安全性情報」273号(2009年10月から2010年6月までを集計)から
<新型(A/H1N1)のワクチン接種について>
①国産ワクチン
- 約2283万回の接種
- 副反応例=2428件
- 重篤例=416件
- 死者 =133人
②輸入ワクチン
- 約7550回の接種にとどまる
- 副反応例=5件
- 重篤例=1件
- 死亡 =0人
<季節性のインフルエンザワクチン接種について>
- ワクチン接種総数=約4159万人
- 重篤例=120件。
回復・軽快=68人
未回復=14人
不明 =26人
後遺症有り=3人 - 死亡 =9人
記事では、
「急性散在性脳脊髄炎が否定できない症例や、アナフィラキシーの可能性と間質性肺炎の増悪が否定できない症例はあったが、新型と季節性は副反応が類似し、いずれの死亡例とも基礎疾患があってそれの悪化や再発による死亡の可能性が高いと考えられ、死亡とワクチン接種との明確な関連が認められた症例はない」
とした専門家の意見で結ばれていました。
インフルエンザワクチン接種でも、このように多くの副反応が起き重篤者や死者は出ていたのですが、その報道の記憶は私にはありません。
コビッド-19では、かなり詳細に発表されていることは、今までと政府の考え方と比べれば、かなり良くなったと思うべきなのでしょうね。
「知らぬが仏 知るは煩悩」ということわざが、フッと頭に浮かびました
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コメント
知らぬが仏・・
その通りですね、無知は自分の首を絞める事と変わりません、知識は邪魔にならない、時として役に立つ。
投稿: JACKS | 2021年7月10日 06:53
>JACKSさんへ
「知らぬが仏 知るは煩悩」とは、
知らないほうは平穏でいられるということで、情報過多や知識は時に邪魔になることもあるということを意味するきがします
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月10日 07:47
ワクチンの副作用はいろいろ有りますね。
投稿: 吉田勝也 | 2021年7月10日 16:53
>吉田勝也さんへ
「それがワクチン」と思うしかないようですね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月10日 17:04
知らぬが仏・・に続きがあったんですね。
勉強になります。
投稿: もうぞう | 2021年7月10日 18:59
>もうぞうさんへ
「知らねば仏 見ぬが秘事」と言うのもあるようです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月11日 09:06
コロナワクチンの副反応症例は、インフルエンザのワクチンの10倍との報道は見ました。皮下注射と筋肉注射の違いがあるので単純に比べられないようです。筋肉注射の方が予防効果が高い分、副反応が多いとも聞きました。
インフルエンザ治療薬で若い人の異常行動例も記憶に新しいですね。
投稿: 山桜 | 2021年7月11日 13:20
>山桜さんへ
「異常行動」、騒ぎになったし、私の甥もなったのでよく覚えています。
そして「異常行動は治療薬によるものではない」と、結論が出たのもよく覚えています
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月11日 14:56