中国の卓球選手は軍事訓練をする
きょうのNHKで、日本卓球界のエースである「伊藤美誠(みま)」選手の特集番組を視て、あらゆる面で中国のすごさを再認識させられました。
伊藤選手は、中国トップ選手、つまり世界一の選手を破った日本人として、中国から「大魔王」というあだ名をつけられたほどの選手です。
その伊藤選手が、五輪延期で挫折し立ち直るため厳戒態勢の中国のワールドカップに出場する様子の特集です。
NHK取材班は同行が認められず、伊藤選手や母親がカメラマンとして撮影した様子でしたが、感染対策で母親とも隔離されながら出場するなど中国の感染対策の徹底ぶりは、本当に凄いと思いました。
そして、中国では国技ともされる卓球のトップ選手の練習量のすごさ、科学的なデータ収集のすごさに驚かされます。
ただ、ふらつきながらも猛練習する中国選手に悲壮感は無く、なんだか楽しそうにやる姿にも驚きです。
そして、最も驚いたのは卓球選手とそのコーチ・監督は、全員で軍事訓練を行うのが義務になっていることです。
これは卓球中国代表の伝統だそうで、
「軍事訓練を通してチームの心が一つになり、戦闘力と団結力を身に着けることができる。
訓練の中で、チーム全員が心を静め、最も高いレベルの、最も厳しい基準で五輪での戦いの必要性について考えてもらいたい」
と、いう狙いがあるそうです。
ワールドカップやオリンピックがある場合は、中国では大事な伝統である春節(旧正月)の休暇期間中でも訓練を続け、除夜(旧暦の大晦日)は朝から晩まで練習をするというのです。
伊藤選手が番組中に自問自答します
「中国(卓球)選手は国のため戦っている。私はなんのために戦っているのだろう?」
人は目的や希望が無いと寿命が減ったり、最悪では命が尽きる場合があるというデータが有りまが
「感動」と言うものも大切だと思います。
それは歌だったり、ドラマだったり、スポーツだったり、仕事だったり人によって違いますが、私の場合はスポーツ観戦です。
震災の時の報道がそうだったように、毎日毎日「ポポポーン」や暗い話しの報道ばかりでは、それこそ病になってしまいます。
オリンピック、感動してますとともに開催・運営に尽力されている多くの、多くの人にエールを送ります。
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コメント
こんにちは、玉井人ひろたさん。
この番組わたしも少し途切れ途切れで見たのですが、
軍事訓練ですかーーーー。
そこは見ていませんでした。
物凄い練習量でも何だか楽しそうーと言うのは
凄いですね・・・・。
目的や希望は平凡な人のわたしも欲しいものですねー。
人間は誰でも目的や希望が必要なのですよね。
中国の卓球の集団に居る人には夢や希望や目的が
あるのでしょうね。
投稿: 浜辺の月 | 2021年7月23日 (金曜日) 17:57
>浜辺の月さんへ
日本のスポーツ団体も、国からの援助などで強化が図られていますが、中国にはかなわない気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月23日 (金曜日) 19:29