罰当り
福島県の郡山市の西、猪苗代湖の南に在る湖南町三代(こなんまち みよ)地区、そこを通る294号国道沿いには「草取り地蔵」と言うのが在ります。
昔むかし、この地に母ととても親孝行な息子のお百姓が暮らしていました。
ある時、その母が病になり、さらに親戚にお葬式ができ、息子は田んぼの仕事ができない日が続きました。草が伸び放題の田んぼで、息子は一人でどうしようと悩んでいたら、手ぬぐいで姉さんかぶりをした見知らぬ女性が現れました
呆気に取られている息子をよそに、その女性は「私が草取りを手伝いましょう」と、田んぼに入って草取りを始めました。その草取りの早さが尋常でなく、息子一人で何日も何日もかかるものをその日の夕方まで終了させてしまったのです。
息子が、礼を言おうとしたらその姿は消え去っていました。息子は疲れて、帰る途中に在る三体の地蔵尊の前で横になって、ふと地蔵様を見たらその1体の地蔵様の頭には手ぬぐいが乗り、体は草と泥にまみれていたのでした。
「あの女性は、お地蔵様だったんだ」と、息子は丁寧にお礼を言ったそうです。
そんな伝説がある、ありがたいお地蔵様です。
←(福島民報より)そのありがたいお地蔵様の、石材製の案内が書かれた看板が何者かによって破壊され、ペイントで汚されるという事件が発生しました
像と案内板は、2014年に設置されたものだそうですが、2016年冬、2019年秋にもペンキで塗りつぶされる被害があり、これで3回目の被害だそうです。
どんな人物なのか?
同一のものなのか?
どういう理由なのか?
3年おきの被害というのも理由があるのでしょうか?
たぶん捕まっても、法的には大した罪にはならないのでしょうが、大きな天罰が当る気がします。当たってほしい。
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コメント
良きに解釈すれば、「自分は親孝行ができなかった。このような孝行息子がいたのでは、恥ずかしくて前を通れない、よってなきものにしよう。
一般的には、ただの愉快犯。悪い「やから」。どっちにしても悪いやからです。
投稿: へこきあねさ | 2021年7月 4日 (日曜日) 17:04
どっちにしても器物損壊。天罰必然できびしいものになるでしょう
投稿: 真島節朗 | 2021年7月 4日 (日曜日) 19:27
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、酷い話ですね。
本当に、この被害を犯した人に罰が当たって欲しいですね。
投稿: H.K | 2021年7月 4日 (日曜日) 22:34
>へこきあねさんへ
どういう考えなのか、本に出ないのでわかりませんが、その思いを聞きたいですね
>真島節朗さんへ
厳しいものになってほしいです
>H.Kさんへ
あたってほしいですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月 5日 (月曜日) 11:00
玉井人ひろたさま
自己主張がしっかりできない、極めて最低の
犯罪行為ですね。
世の中には類似のケースがしばしば見られますね。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2021年7月 5日 (月曜日) 20:23
>輝ジィ~ジさんへ
残念ながら、数多く見られますね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月 6日 (火曜日) 06:08
看板だけでなく、お地蔵様にも被害が及んでいるのですか?
3年おきに続けてとは、執念怨念じみていますが、何か哀しい想いもあるのかもしれません。自分も親や家に尽働いて働いているのに、ちっとも助けに来てくれないとでも恨んでいるのでしょうか。
どちらにしても、こんなことをしていて救われることはないでしょう。そこに気付かせてくれるお坊さんなり、お地蔵様の化身は現れないものでしょうか。
投稿: 山桜 | 2021年7月 6日 (火曜日) 14:24
>山桜さんへ
そういう化身が現れたら、すごいですね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月 6日 (火曜日) 16:41
いますね~
そのような人。
器が小さいというのか?なんというのか?
投稿: もうぞう | 2021年7月 6日 (火曜日) 17:45
>もうぞうさんへ
「ただ目立ちたい」という輩も居ますからね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年7月 6日 (火曜日) 17:54