オンライン授業は「出席停止」扱い
コビッド-19の感染拡大を受けて全国の学校で、2学期から開始されたオンライン授業の生徒に対する学校の「出欠」扱いについて、保護者から疑問の声が広がっているようです。
これは、全国の学校で「オンライン授業の生徒は、出席にならない」ということを発表したことによるものです。
これは、今年の2月に文科省からの通達に端を発します。
<今年2月の文科省通達>
「オンライン授業を非常時のやむを得ない場合の特例の授業とし、
登校しなくても『欠席』とはせず、「出席停止」にする。」
この通達を受けた全国の教育委員会・学校現場は、下記のように理解し生徒に連絡したようです。
<学校側の連絡>
「コビッド-19感染防止のためオンライン授業を選択し登校していない生徒は、
『出席』とはせず、『忌引き・出席停止扱い』にする」
同じ内容だとも言えますが、国は「オンライン授業でも欠席にしない」、学校は「オンライン授業は、出席にしない」というように正反対の印象になります。
いま、特に受験を控える中学3年生などは、「出席日数が減ることになり内申書に響く可能性があるのではないか?」という不安から感染は恐ろしいが無理して登校したりさせている親が増えているそうです。
だいたいにおいて「出席停止」という言葉です。
これは「不登校生徒」などに使う言葉だそうですが、わたしには「停学処分」と何が違うのだろうと感じてしまいます。
国は、単純に「出席扱いにする」という通達に修正することはできないのでしょうか?
やはり与党は「子供たちの将来」を語りながら、総裁選挙のほうが一大事なんでしょうね。
同じく野党も「子供たちの将来の為」を主張しながら、衆議院総選挙のほうが一大事なんでしょう。
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コメント
そうでしたか。
よくできている制度ですね。はじめて聞いてわかりました。
ちょっと心配をしていました。(苦笑)
投稿: ひで | 2021年9月29日 (水曜日) 08:48
>ひでさんへ
私には腑に落ちない制度に感じます
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月29日 (水曜日) 14:35
出席停止、とは出席していない、ということになり、欠席とおなじじゃないですか。そんな不合理なことはありません。
孫は一日おきの分散登校ですが、出席扱いです。
メディアも与党も総裁選挙にあけくれて、こんな問題にメスを入れてもらいたいものです。
投稿: へこきあねさ | 2021年9月29日 (水曜日) 16:36
>へこきあねさんへ
文科省によれば「欠席ではない」というし、全く分り難い説明ですよね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月29日 (水曜日) 17:27
これは救済処置であって、生徒に不利なことにはならないと思います。
通知表の記載項目の3番目にカウントされる訳です。
出席日数/欠席日数/出席停止・忌引等の日数
つまり、事情により出席出来なかった日数ですね。
新型コロナ以外の出席停止になる伝染病等と同じ扱いです。
投稿: 山桜 | 2021年9月29日 (水曜日) 20:13
>山桜さんへ
文科省も同じ内容の説明をしているようですが、現場簿学校ではそういう説明はほとんどないようです。
さらに、同じ学校の生徒間で出席日数が違うことになることは確かで、進学先の学校の対応も不明で、親や生徒の不安は払しょくされていないようです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月30日 (木曜日) 07:30
得意の言葉遊びのように聞こえますね。
投稿: もうぞう | 2021年10月 4日 (月曜日) 09:00
>もうぞうさんへ
結局は、現場の子供たちが迷惑を被るだけですね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月 4日 (月曜日) 14:30