地震予測とGPS
京都大学防災研究所の、地殻変動の専門家である西村卓也准教授の地震予測の研究の報道は興味深いものでした。
国がこれまでやっていた活断層などからの予測ではなく、国が大地の移動を計測するために設置しているGPSのデータを使った新たな手法なのです。
このGPSはミリ単位で移動が判るもので、その移動の方向や大きさを計算し地殻に溜まったひずみの大きさ・圧力を予測するものです。
最近では、鳥取の大地震が半年前に予測されていた場所だったようで、その正確さに注目が集まっているようです。
同教授が発表した地図では、る鹿児島と宮崎の県境あたりに大きなエネルギーが溜まっているというのも発表されましたが、そこは国の発表では活断層が無いとされているところです。
地震予測は、新たな研究が複数出ていますが、国からの助成は皆無です。
地震大国の日本、これは大事な研究ですから予算を付けてほしいものです。
あ!、その前に“とっても大事”な総裁選でしたね
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コメント
こういう地味な研究にも予算を付けて欲しいですね、国と国民の財産と命を守る為にも。
投稿: JACKS | 2021年9月13日 07:31
>JACKSさんへ
やってほしいですね
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月13日 07:46
学術会議を粗末にするようなくにですからねえ
投稿: 真島節朗 | 2021年9月13日 09:14
>真島節朗さんへ
ですよね。だから、良い研究者はアメリカに行ってしまうんです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月13日 09:39
学術会議の人選は、それぞれの理念の違いかと思いますね。
それにしても、目先に投資も必要ですが、ロングスパンでの基礎的な研究、開発への投資が少なくなってきていますね。
これが先々の国力に影響をすると思われます。人口がすくない国は、人材も少ないので、更なる努力がひつようです。
投稿: ひで | 2021年9月13日 10:12
予測は出来ても想定外の地震や災害はは人の力ではどうしようもありません。ですから、普段からの防災意識が大切でしょう。
投稿: 吉田勝也 | 2021年9月13日 11:23
地震予測は、現在の技術ではかなり難しいようですから、予算も多くつけられないのでしょう。
だんだん精度が上がれば、比例して予算も上がるのでは?
投稿: もうぞう | 2021年9月13日 17:45
>ひでさんへ
こういうことへの予算は、報道もされないのでつかないのでしょうかね
>吉田勝也さんへ
普段からの備えが大事ですが、なかなかできないのも事実です
>もうぞうさんへ
地震予測に特化した研究は、その精度が想像以上に高くなっているのが複数あるんです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年9月13日 19:34