スズメバチが群がる松
今の時期に、目立つ花木と言えば山茶花で黄色いおしべが目立つピンク色の花がとてもきれいです。
ただ、数少ない花の季節のためその花の蜜には冬越しに備えるオオスズメバチや獰猛なキイロスズメバチが集まってくるのでうっかり近づくと危険です。
今年も、我が家の生垣の山茶花にはスズメバチが来ていましたが、なんだかその数が少ないのでどこか別の所を見つけたのだろうと思っていました。
そんなことを思いながら、気温が下がってきたのでいつものように庭の五葉松(高さ約3m)の剪定をしようかと近づいたら、ブーンと頭上すれすれをスズメバチ(体長約3cm弱)が飛んだのです。
「危ねぇ!」と思って、とっさに少し離れて改めて五葉松を見渡したら、10匹以上のスズメバチが群がって、松の葉の間に潜っては飛ぶを繰り返しているではないですか。
ほとんどがキイロスズメバチですが、中には少し黒い部分が多いのも混じっているのもいたのでモンスズメバチかコガタスズメバチも居るのかもしれません。
いずれにしても攻撃性が高いスズメバチの種類ばかりで、とても危険と判断し松に近づくのを止めました。
今までこんなことは無かったので、調べたら松の木の幹や枝などから出ている樹液を狙ってきていたようです。
きょうも、スズメバチは五葉松に群がって飛び交っていますが、なぜ今年に限って群がってきているのかは不明です。
念のために、家や納屋そして周辺の木々に巣があるのではないかと探しましたが見つかりませんでした。
五葉松は、当分のあいだ剪定どころか、近づくのも無理のようです。
| 固定リンク | 1
コメント
近所の公園の松の木、いつもより藁の腹巻が少ないような気がします。経費節減のせいか被害が少なくなったのか、「そういえば」という程度の関心しかありませんでした
投稿: 真島節朗 | 2021年10月29日 (金曜日) 19:40
>真島節朗さんへ
わたしも昨年まではそうでした。今年初めてのことです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月29日 (金曜日) 19:47
ひろたさん!
昨今、スズメバチの多い事は TVでよく取り上げられてますね。
駆除業者が大わらわで対処している様子を
🐝ハンターと半分 笑い事のように…?!
巣を作られた家人にとっては 家族の命を脅かす一大事!
それにしても 何故増えたのでしょうか?
コロナ禍での人の生活様式の変化のせいかな?
ウチのベランダの洗濯物にも大きな🐝や瀕死のトンボが
寒さ逃れ?トンボは1日でも生きて欲しくて家の中に…!
蜂さんはお断りしています(笑)
投稿: Pee | 2021年10月30日 (土曜日) 06:49
怖いですね、蜂は。今の時期お気をつけ下さいね。
投稿: 吉田勝也 | 2021年10月30日 (土曜日) 11:25
>Peeさんへ
けして増えたわけじゃなく、松の木に群がっているのが珍しかっただけです。
この時期、家の中に来るトンボには「エツネントンボ」という、成虫のまま冬を越す種がいますが、それではないですよね。
>吉田勝也さんへ
近づかなければ、大丈夫ですので気を付けたいです
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月30日 (土曜日) 14:40
そろそろ気温が下がれば越冬する女王蜂を残して死にゆく運命と思いますが、松に虫が入って傷ついて居る部分から樹液が出ているのなら、折角の立派な五葉松も心配ですね。
投稿: 山桜 | 2021年10月31日 (日曜日) 21:01
>山桜さんへ
樹液というか、蜜は葉の間など全体から自然に出ているもので、傷ついているわけではありませんのでご心配なく。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年11月 1日 (月曜日) 08:02