震災復興は、もう終わりらしい
岸田文雄氏が、きょうの国会での総理大臣指名選挙で第100代総理大臣に指名されました。
同時に、前もって決められていた各閣僚も発表されましたが、福島県として関係が深い復興大臣に異変が起こり今日の地元紙では懸念を表す文言が添えられました。
復興大臣には「西銘恒三郎(にしめこうさぶろう)氏」(竹下派)がなりましたが、今回は「沖縄北方担当大臣」も兼務ということになりました。
復興大臣というのは、今まで他の大臣を兼務したことは一切ありません。それだけ、震災や原発事故からの復興対策は重要とされていたことになります。
これによって、岸田総理と政府が震災と原発事故に対し軽視しし始めていると感じたのです。
それに、西銘大臣は2012年衆院選で、米軍普天間飛行場の県外移設を主張し当選、ところが当選後に辺野古への移設容認に転じたため、「公約破り」と沖縄県民から批判を受けた人物。
さらに、米軍普天間飛行場の辺野古移設工事の関連建設会社から‘西銘氏の事務所’が献金を受けていると報道されるが、それが判明した後に西銘氏は「誤解を招いた」として業者に返金している。(※公共事業を受注している業者からの献金は違反)
などの(自民党員らしい)過去がある大臣で信用できるとは言いかねる人でもあり、福島県や他の東北で進められている復興プロジェクトに不安が募る人選です。
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コメント
カタカナや兼務の漢字をずらずら並べた名の大臣がやたら増えましたが、聞きなれず軽い感じ。指名手続きも順序が逆。名前だけが先行した軽量内閣です
投稿: 真島節朗 | 2021年10月 4日 (月曜日) 20:29
>真島節朗さんへ
経済を重視という割に、財務大臣をはじめとして専門外の人選が少なくない気がします。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月 5日 (火曜日) 10:20
コロナが落ち着いたタイミングで岸田総理大臣が誕生しました。そして解散選挙です。なんとも慌ただしい世の中になりましたね。
投稿: 吉田勝也 | 2021年10月 5日 (火曜日) 14:22
>吉田勝也さんへ
なにやら、どさくさ紛れにいろいろとやられてしまっている気がします
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月 5日 (火曜日) 15:54
福島の復興はまだ先が長い施策になるし、現に各地で「生業を返せ」などの裁判も継続中。 福島を五輪が終わったからもう国民はうすら忘れているだろう、なんて考えたら大間違い。まだまだ「フクシマは終わっていない」。
辺野古基地問題も業者と国の癒着が色々明らかになりました。 しかし、国は県民の意思に反して強引に建設を進めている。
メディアは新内閣がいかに国民の声を聞き、頑張る内閣か幻想を持たせてくれます (^O^)/
投稿: へこきあねさ | 2021年10月 5日 (火曜日) 20:37
>へこきあねさんへ
衆議院選挙、これしか国民が示せるものが無いというのもなんだか変に感じますが、絶対に棄権はしませんよ。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年10月 5日 (火曜日) 21:12