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2021年11月29日

中学生刺殺事件の報道に思う

今月の24日、愛知県弥富市の中学校で3年生の伊藤柚輝さん(14歳)が同学年の男子生徒(14歳)に包丁で腹部付近を刺され、病院に搬送されたが死亡するという事件は全国に衝撃を与えたニュースでした。

加害者の中学生が使った凶器は、刃渡り20センチほどの柳葉包丁で、事前に通販で購入し学校に持ち込んでの犯行だったようです。

その動機や要因について、専門家という肩書の人々のほぼ全員が「(亡くなった生徒の)いじめが原因だった」と決めつけた推論が論ぜられていました。

ただ、「いじめやトラブルがあった」という事実も確認されず、そういう供述も無いのに、亡くなった中学生の遺族の心中を思うと、この人たちは解ったかのような話を無責任にできるものだと感じていました。

その後の報道によれば、やはりいじめのようなことは無かったようですがあの方たちはそんなことは気にも留めないのでしょうね。

ただ、被害者の生徒は明るく気さくで話し上手な性格に対し、物静かで何を頼まれても断れない加害者の生徒にとって、その態度と立ち居振る舞いや物言いは‘鼻につくもの’だったようですね。

物静かでプライドが高く、友達も少なくはけ口が無い者というのは、いったん嫌悪感を抱くと憎悪を募らせていくものです。

その憎悪がパンパンになった状態で、殺意となる決定的な何かがあったといのが真相だと感じます。

「虫が好かない」とか「鼻につく」、という少年の一方的な思いが要因なら防ぎようがない犯罪だったことになります。

それを「いじめ」と決めつけて対処していいのでしょうかね。疑問です。

加害者の少年はまだ14歳(16歳未満)なので刑事事件にはなりませんが、被害者遺族にとっては納得いかないことでしょうね。

 

<参考>

 20歳未満の未成年者であっても、16歳以上のとき犯した故意の犯罪行為により被害者を死亡させた罪(殺人罪,傷害致死罪など)の場合は、少年を扱う家庭裁判所から刑事裁判への原則逆送対象事件になり、有罪となれば成人と同等の刑罰が科される。

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コメント

被害者の家族は納得できませんね到底、もの静か⇒内向的と受け取るほうがわかり易い?

多少は被害妄想感覚におちったかな?でも深層心理は他人には解りませんね。

投稿: JACKS | 2021年11月30日 10:58

ちょっとした嫌な事が殺意になるなんてね、怖い深層心理です。

投稿: 吉田勝也 | 2021年11月30日 11:55

「柳葉包丁」が凶器につける名称なのはしっくりしません。
昔はかたちはどうあろうと暴力団や不良が持ち歩くのは「ドス」と相場が決まっていました

投稿: 真島節朗 | 2021年11月30日 14:48

>JACKSさんへ

内向的だったかどうかは明らかではないので、あえて記しませんでした。


>吉田勝也さんへ

人によって、絶対に我慢できないことは違いますからね。


>真島節朗さんへ

ドスは、なかなか手に入りませんからね。
海外の税関では、日本の旅行者から押収されたのを見たことがあります

投稿: 玉井人ひろた | 2021年11月30日 16:02

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