喪中(服喪)の期間の目安
年末に不幸が起きてしまった場合、悩むのは喪中の範囲や期間に年賀はがきの扱い方でしょう。
数年前にもアップしましたが、↓
喪中の期間はどこまで?: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)
自分の為に、再び「服忌(ぶっき)表のアップです。
忌中・喪中の日数 (東京神社庁:昭和23年) | ||||
死亡者 | 忌(忌中) | 服(喪中) | 神職の服忌心得 | |
父 母 | 50日 | 13ヵ月 | 10日 | |
夫の父母 | 30日 | 150日 | 10日 | |
祖父母 | 30日 | 150日 | 5日 | |
曾祖父母 | 20日 | 90日 | 2日 | |
高祖父姑 | 10日 | 30日 | 1日 | |
伯叔父姑 | 20日 | 90日 | 2日 | |
兄弟姉妹 | 20日 | 90日 | 5日 | |
甥 姪 | 3日 | 7日 | 2日 | |
夫 | 30日 | 13ヵ月 | 10日 | |
妻 | 20日 | 90日 | 10日 | |
子 | 20日 | 90日 | 10日 (※7歳以下は5日) |
|
孫 | 10日 | 30日 | 5日 | |
曽孫玄孫 | 3日 | 7日 | 1日 | |
先日、祖父を亡くされてからすぐに渡米した眞子様も、この基準に合わせた行動だった気がします。
以前も記しましたが、僧侶の談では続柄に関係なく「四十九日」を過ぎれば故人への非礼にはならないそうで、厳密に言えば喪中には決まりはなく気持ちの問題なので、あくまでも目安と思えばよいと思います。
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コメント
夫と妻に差がありすぎると感じますが、昭和23年制定だからでしょうか?
これは改訂すべきでしょう。
それとも神道の教えはこんなもの。
投稿: もうぞう | 2021年12月 1日 07:15
>もうぞうさんへ
お気づきになられましたね。
これには、明治政府が発令した服忌令がそのまま採用されているため、昔の血族・姻族の考えが残っているんです。
記しませんでしたが、もっとその差はあります。
あくまでも目安ですので、この日数以上であれば了かと思います
投稿: 玉井人ひろた | 2021年12月 1日 08:38
真子さんは川嶋教授が亡くなられる前の入籍でしたよね。忌中となったら幾ら何でも婚姻は延期だったかもしれませんね。
投稿: 山桜 | 2021年12月 1日 18:37
>山桜さんへ
忌中だったとしても、眞子様は神職の日数に準じますので5日後には婚姻できた可能性が有ります
投稿: 玉井人ひろた | 2021年12月 1日 18:46
「100か日を過ぎれば……」というのをわが家では採用していましたが、あれは仏教系の決めでしょうか
投稿: 真島節朗 | 2021年12月 3日 20:02
>真島節朗さんへ
何日法要というのは、喪中と同じく仏教と一緒に伝わった“中国の慣習・風習”だそうです。
投稿: 玉井人ひろた | 2021年12月 4日 09:41