脱炭素に向け‘新たな原発’が現る
今日の朝刊にあった小さな記事が目を引きました。
カーボンニュートラル叫ばれ、世界中で脱炭素に向けた取り組みが行われています。
そこで欧米などで開発が急加速しているのが、次世代技術として注目を集めている「小型モジュール炉=SMR」という出力が小さい(約3分の1)原子力発電なんだそうです。
発電量が天候に左右される風力、太陽光など再生可能エネルギーの弱点を補う「安定性と柔軟性」(米企業)があるとして、アメリカや英国やフランスなど主要国の後押しを受け複数の企業が開発を始めているそうです。
日本でもすでに日立とGEアメリカが合弁し、カナダで小型原子炉受注(2028年完成)することが始まっているようで、萩生田光一経済産業相が6日にSMR開発をめぐる国際連携に日本政府として協力する方針を明らかにしたようです。
生産が急増している電気自動車も、廃車時に大量に発生するバッテリーは環境を破壊する有害物質で、国際的に大きな問題になってきているそうです。
脱炭素が、あらたな原発の開発や環境問題発生という、思わぬ方向に進み始めたようです。
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コメント
「原発ゼロ」におそれをなしている国の多いのに驚きます。政府にとってそれほどおいしい餌なんでしょうか
投稿: 真島節朗 | 2022年1月12日 (水曜日) 20:43
>真島節朗さんへ
電力の安定供給、これなくして経済安定は進まないということでしょう。
投稿: 玉ヰひろた | 2022年1月13日 (木曜日) 09:09
エネルギー(熱源)の問題は永遠の課題ですね。
投稿: 吉田勝也 | 2022年1月13日 (木曜日) 15:35
>吉田勝也さんへ
人類の最大のテーマの一つだと思います。
投稿: 玉ヰひろた | 2022年1月13日 (木曜日) 16:34