春は ‘揚げ物(?)
兼好法師の『徒然草』、鴨長明の『方丈記』と並んで「古典日本三大随筆」とされるのが、平安時代中期の作家・歌人、清少納言が書いた「枕草子」です。
その枕草子の中でも最も有名なのが、
春はあけぼの。やうやう白くなりゆく山際、少し明かりて、紫だちたる雲の細くたなびきたる。
夏は夜。月・・・
上記の四季を書いた作品と、「春はあけぼの・・」という書き出しでしょう。
今日の買い物からの帰宅途中、カーラジオのある番組から流れてきたのが「春はあげもの」という視聴者のパロディー文の投稿です。
もちろん、スタジオのMCたちは爆笑でした。
「あけぼの」と「あげもの」は、四文字とも母音が全く同じなんですよね。
これを聞いてから、わたしの頭から「春は揚げ物」のことばが離れなくなってしまいました(笑)
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コメント
蕗の薹の天ぷらが目に浮かびました。待ち遠しいです。
そういえば、柳原白蓮の娘さんの蕗苳(ふき)さんが亡くなりましたね。
投稿: 山桜 | 2022年1月26日 19:35
『芭蕉俳句集』には「誤伝の部」というのがあって中に
秋のくれなかなかをかし桶火鉢……の最後を「桐火鉢」
という句が紹介されています
投稿: 真島節朗 | 2022年1月26日 20:30
>山桜さんへ
もう採れるはずなんですが、雪があってやめています
>真島節朗さんへ
そういうのがあるんですね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年1月27日 08:13
「春はあけぼの」と「春はあげもの」どちらも季節感があっていいですね。
投稿: 吉田勝也 | 2022年1月27日 12:03
>吉田勝也さんへ
揚げ物にも季節がありますかね(笑)
投稿: 玉ヰひろた | 2022年1月27日 14:09
玉ヰひろたさま
面白いですね。座布団3枚!!
高校時代三大随筆と平家物語のさわり部分は
暗記していました。
今でも朧気に頭に残っています。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年1月28日 18:46
春はあげもの。うまいな~
掛けています。
念のため。
投稿: もうぞう | 2022年1月28日 18:49
>輝ジィ~ジさんへ
ほんとうにうまいと、私も思いました
>もうぞうさんへ
揚げ物・うまい ですね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年1月28日 19:52