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2022年4月23日

交通事故現場で警察と消防が対立?

4月20日、愛知県春日井市で起こった交通事故現場において、そこに駆け付けた春日井市消防本部の救急車の救急隊員と春日井警察署の警察官との間で首をかしげるトラブルが発生ました。

その時の状態を時系列でみるとこうなります。

  • 20日、8歳の男児の自転車と左折の軽乗用車が衝突し、男児は転倒し右膝を打撲するという事故が発生。
  • 直ちに、ドライバーは110番と119番に通報する
  • 先に、春日井警察署のパトカーが到着し現場検証を開始
  • 次いで春日井市消防本部の救急車が到着。
  • 救急車が駐車していた警察のパトカーの前に止めようとして、誤ってパトカーに接触しバンパーが破損する事故発生。
  • 警察官からは、パトカーにぶつけた救急車と隊員はこの場に残り、別の救急車を呼ぶようにという要請がなされる。
  • 救急隊員は、「先に(男児を)病院に運ばせてほしい」と頼んだが聞き入れられない為、別の救急車を手配。
  • 事故に遭って負傷した男児は、最初の救急車の到着からさらに13分遅れで到着した別の救急車によって搬送されことになった。

市消防本部は「(救急車による)事故がなければ直ぐに搬送できたことなので、今後このようなことがないようにしたい」という謝罪コメントを発表しましたが、
どう考えても警察官の態度のほうが明らかにおかしいでしょう。

もしも、転倒した男児が脳に異常が起こっていたとしたら、13分の遅れといのは死に直結していきます。

事故処理担当といのはベテラン警察官のはず、そのくらいのことはわかっているはずです。

春日井署の説明は⇓です。

『けが人を優先してほしいが、現場に残ってもらえると助かる』
 との趣旨だった。

強く引き留めたりはしていない

と言っているようですが、何を言い訳しても警察官の態度は批判されて当然でしょう。

同じ地方公務員同士、ちょっとした物損事故なのに、後で何とてもなったこだと思います。

どう考えても、現場に居た(石頭の)警察官の態度は幼い命を軽んじた人権無視としか思えません。

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コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
確かにこれでは何の為に、警察を務めているのか分かりませんね。

投稿: H.K | 2022年4月23日 22:39

>H.Kさんへ

言い換えれば「(異常に)まじめな警察官」とも言えますがね

投稿: 玉ヰひろた | 2022年4月24日 08:47

異常ですよ。
何よりも男児の命を優先されてしかるべきなのに、自分の車への処置を優先したのですから。
警察の横暴です。

投稿: へこきあねさ | 2022年4月24日 10:22

>へこきあねさんへ

「自分の車・・」と、いうことになってしまいますよね

投稿: 玉ヰひろた | 2022年4月24日 12:02

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