年金受け取ったら延滞税の請求が?
公的年金の受け取り方については、何歳から受給できるかは報道されますが、いろいろある受け取り方についてはマスメディアでは取り上げない気がします。
その受け取り方には、大きく分類すると2か月おきにの需給と、一括しての需給でしょうか
そのなかの、一括というのは何年かをまとめても請求し需給することが可能なんだそうです。
例えていうと、65歳受給資格者が70歳になったときにそれまでの5年分をまとめて一括受給するというようなやり方です。
ここで、ある判例です。
一括請求をして11年分を受給した男性がいた。
年金11年分の公的年金を受給した後に、
税務署から「11年分の所得税の延滞金がある」としてその男性に請求書が届いた。公的年金に延滞金が付いたことに驚き憤慨した男性は、訴訟を起こしたが敗訴。
公的年金に督促がくるなんて、その男性じゃなくてもビックリですし腹がたちますね。
公的年金は「雑所得」に分類され、その年金収入が158万円超えると所得税(源泉徴収)が発生するそうなのです(158万円以下ならしない)。
毎年確定申告をしている人は、その時に課税されるそうですが、そうでない人には延滞として税金の催促が来るというわけで、事前に所得税が発生することの連絡や説明は無いそうです。
金を出すのは遅く、請求するのは唐突で素早い、財務省の関係機関というのは‘冷たい’組織です。
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コメント
そうなんですか。うちはしっかり2ヶ月ずつもらっているので、このようなまとめてというのは知りませんでした。
11年もまとめれば当然158万はオーバーします。説明がなかった、でも敗訴。 悔しいですね。
投稿: へこきあねさ | 2022年4月29日 (金曜日) 10:55
>へこきあねさんへ
役所というのは、「聞かれないことは言わない」ですからね。
親切です
投稿: 玉ヰひろた | 2022年4月29日 (金曜日) 16:57
それはまた新情報。
知らない人が多いでしょう。ビックリですね。
投稿: もうぞう | 2022年5月 2日 (月曜日) 07:30
>もうぞうさんへ
記事を書いたのは弁護士さんでしたが、その弁護士さんが知らなかったことだそうです
投稿: 玉ヰひろた | 2022年5月 2日 (月曜日) 07:54