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2022年6月23日 (木曜日)

ウクライナでパルチザンが活動

「パルチザン」と聞くと「テロリスト」をイメージさせますが、本来の意味は違います。

歴史上において、この言葉がに初めて出てくるのはナチスドイツがフランスに侵攻したときに、そのナチスに対して戦ったフランス人たちの活動を指して言ったそうです。

つまり、理不尽な侵略や横暴な政府に対し、いろいろなものを武器として戦う一般市民の運動ですが、ときに武装し軍事組織に発展することもあることも確かです。

後世では「レジスタンス」とか、ベトナム戦争では「ベトコン」という遊撃隊がそれだそうで、その攻撃力はある意味で軍隊より強力になります。

昔、ロシアがドイツ軍の為に組織した「赤軍パルチザン」は、その攻撃力で非常に高い戦果を挙げたそうです。

そのパルチザンが、ロシアが占領したウクライナ国内の地域で活発に活動していることが、今日の報道で知りました。

ウクライナのパルチザンの人々は、ロシアの要所を知らせたり、ロシア兵に毒入りのパンを配り多数を殺害するなどの結果を出しているようです。

タス通信によると、5月22日に中南部エネルホダールで爆発があり、ロシア側が(勝手に)任命した市長と警護担当者2人がけがをしたというのもパルチザンの行為のようです。

ロシア軍は血眼になって捜索していますが、パルチザンは一般市民に溶け込んでおり探すのは容易ではなく、結果としてロシア兵は無関係の人までも拷問したり殺害したりしているようです。

こうなると泥沼戦争です。

報道によれば、ロシア兵は戦意を無くしたものが多発、そしてウクライナ軍の兵隊も逃亡する者が続出しているそうです。

やめましょうよ、こんなこと。

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コメント

BBCなどによれば、ロシア兵の士気の低下、ウクライナ兵は逃亡など後を絶たず、とか。
ウクライナ大統領はもっと武器をといい、ロシアはそうなればもっと重火器を入れる、といい、「終わり方」を提案、提言する国家元首はいないのでしょうか。

投稿: へこきあねさ | 2022年6月23日 (木曜日) 20:50

>へこきあねさんへ

提言しても、両方もしくはどちら片方にその気が無いと停戦は無理でしょうね

投稿: 玉ヰひろた | 2022年6月24日 (金曜日) 07:55

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