処方箋の調剤薬の単価
引き続き医療の話題です。
医療機関に行き薬をもらう場合、今は処方箋をもって近くの薬局に行くことになりますが、その時に薬の確認はしますが単価の内容をしっかり読む人は稀だと思います。
わたしが、それです。
今回図らずも、同じ疾病で救急病院とかかり付け医に行くことになった私は、その薬代の差に驚いて薬局の処方明細をじっくりと見比べることになりました。
疑問は、救急病院んで処方された薬剤と、掛かり付け医から出された同じ成分の薬剤との金額の差があまりにも大きかったことからです
- 救急病院前のA調剤:座薬1回分(1個)=600円
- 掛かり付け医B調剤:座薬5回分(5個)・頓服5回分計10回分=480円
これは、誰が見ても「A調剤の割高は、なんでだろう?(弱り目を狙うボッタクリ?)」と思うことでしょう。
処方内訳にある‘点数’とは、買い物のときのポイントと同じで「1点=10円」で換算します。
そして、その点数の合計が「保険料総額」で、私の場合はその総額の30%の金額を支払うことになります。
AとBの内訳を照合すると、「調剤技術料」に違いがありました。
救急だったA調剤には「夜間・休日等加算=40点(400円)」という、時間外の料金が加算されています。
さらに「地域支援体制加算4=39点(390円)」と「連携強化加算=2点(20円)」というものが入っていました。
これは、地域の医療体制支援体制が在る薬局が請求できるらしく、救急体制の協力加算金と感じました。
つまり、座薬1個=20円に対し手数料などが1990円が加算されるため、600円という割高金額になったようです。
ちなみに、病院の医療費を見たら「初診料=6千円」「夜間診療=1万円」が入っていました。
やはり医療もお金がないと大変なようです。
今回のことで新たに判ったことが、もう一つあります。
処方薬を安いジェネリックにすると、「後発医薬品使用体制加算2=28点(280円)」が加算されることです。
これはA,B共通ですからどこでも常識のようですが、「安いジェネリック薬にすると、手数料が発生する」これはなんとも納得いかない加算体制です。
薬局では、処方薬の説明はしますがこういう金額の説明は無いですね。
だからと言って、聞き難いものです。
医療費は、知らないうちに加算料金が増えているようです
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コメント
医療費のからくりは分かりにくいですね。私は後期高齢者ですので1割の治療費負担ですがその総額は大きな額になりますね。病気にはなりたくないのですが・・・。
投稿: 吉田勝也 | 2022年6月23日 (木曜日) 16:44
>吉田勝也さんへ
今回の参院選でも「医療体制の充実」を訴える候補者が沢山居ますが、
それは裏を返せば「今まで充実させられなかった」ということですよね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年6月23日 (木曜日) 17:24
さすが目の付け所がちがいますね。
盲点でもありますよね。
投稿: もうぞう | 2022年6月23日 (木曜日) 19:27
>もうぞうさんへ
今まで、見ていなかったことがだめでしたね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年6月23日 (木曜日) 19:53