ガダルカナルの慰霊式
ガダルカナル島と言えば、太平洋戦争のなかでも最も日米の激戦があったところとして歴史ににのこるところです。
ガダルカナルの戦闘は、日米双方の軍本部がその地形と自然環境を全く知らず計画を立てたために、日米双方の兵士たちはマラリアや断崖絶壁と熱帯雨林に苦しみ、100m進むのに1日かかることもあったそうで、戦闘前に多くの死者を出したことでも知られます。
私の祖父は、同じ海洋のフィリピンのルソン島で戦死しているのでその思いは特に強いです。
今年の8月7日は、旧日本軍とアメリカ軍がガダルカナルで戦闘が始まってから80年に当たるそうです。
つまり、ガダルカナルの戦闘は1942年(昭和17)に始まったんですね。
そのため首都のホニアラでは、慰霊式典が行われたそうで日本からは鬼木誠防衛副大臣が参列し、アメリカからもシャーマン米国務副長官が参列したそうです。
ちなみに、シャーマン副長官の父親はガダルカナルでの戦闘で負傷しているそうです。
地元で双方の戦死者の慰霊式典を行っていることに、感謝の気持ちで新聞記事を読みました。
ただ、日米政府はこの参列を利用し中国へのけん制も視野に入れるという思わくが在るらしく、なんとも政治家の打算が垣間見えて釈然としない気持ちです。
追記>
同式典において、この式典に参加していた日本の海上自衛官の男性が、ソロモン人の男にハサミで襲われ首に軽傷を負う事件が発生しました。
男は自衛官に後ろから近づき、押し倒し犯行に及んだようですが、すぐに周囲にいた人達が取り押さえ警察に突き出されました。
動機などは不明です。
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コメント
自衛官が現地の住民に刺されたそうですね。動機は不明ですが、命が無事でホッとしました。
投稿: 山桜 | 2022年8月 8日 (月曜日) 23:06
>山桜さんへ
中国の軍人と間違えられたのですかね?
投稿: 玉ヰひろた | 2022年8月 9日 (火曜日) 10:57
フィリピン戦線では同居していた叔父が戦死しています
投稿: 真島節朗 | 2022年8月 9日 (火曜日) 21:23
>真島節朗さんへ
もしかすると、私の祖父とも顔を合わしているかもしれませんね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年8月10日 (水曜日) 18:32