「サル痘」の次は「新型ニパウイルス」
8日付の中国メディアの「観察者網」の報道によれば、北京微生物流行病研究所の研究チームがシンガポール国立大学の研究チームと共同で、山東省と河南省の発熱患者35人から「複数の新型ニパウイルス感染者が発見された」と報じました。
そして、その新型のニパウイルスを『狼牙ヘニパウイルス(Langya henipavirus、LayV)』と命名したことも報道されました。
「ニパウイルス」の主な症状は、発熱や頭痛、嘔吐、急性脳炎の症状などだが現れ、1999年(平成11)にマレーシアで流行したときの致死率は40%以上とも言われているそうです。
ただ、今回発見された新型の「狼牙ヘニパウイルス」の感染者(35人)の病状は発熱以外は無いようです。
感染はトガリネズミを天然の宿主として感染している可能性が高く、ヒトからヒトへの感染の可能性を特定されていないようです。
しかし、ウイルスは変異することを私たちは知っていますし、今回のウイルスにも抗体薬は無いそうですから不安です。
さらに、この報道がまた中国であることがとても気にかかります。
そして一番によぎるのは、「中国が感染に関与しているのではないか?」とい疑念でしょう。
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コメント
サル痘には種痘が効くといいますがやはり猿と人は親縁関係ありのようです
投稿: 真島節朗 | 2022年8月 9日 (火曜日) 21:15
猿痘には種痘が効くようですがサルとヒト、似てますからね
投稿: 真島節朗 | 2022年8月 9日 (火曜日) 21:19
中国には人の分け入らない奥地がまだまだあり、そこに人間世界が分け入り、オオコウモリなどもふくめての感染がコロナだけでなく、ヘニパウイルスなどの新種もでてきているのではないでしょうか。
日本の感染症センターなど特別な専門機関をもうけて対策をしていかないとコロナの二の舞になりかねません。「オオカミの牙」などの冠をつけたウイルスにかかりたくありません。
投稿: へこきあねさ | 2022年8月10日 (水曜日) 10:24
>真島節朗さんへ
同じ霊長類ですから、遺伝子も似ているんでしょうね。
ただ、現代科学では人間とサルの先祖は全く違うようです
>へこきあねさんへ
広大な国家ですからね。さらに他国とも陸続きですから、ウイルスの侵入も容易なのでしょうね。
投稿: 玉ヰひろた | 2022年8月10日 (水曜日) 18:31