ジャガイモのイモは茎
南米の作物文化は、世界中の食生活を変えたと言っても過言ではありません。
ナス、トマト、ジャガイモなどのナス科の植物に始まり、トウモロコシは主食やエネルギーにも使われている現在を見るとそれがよく解ります。
ジャガイモは、南米ペルーなどでは3000種を超える種類が存在し、スーパーではいつも300種類ほど販売されているのが普通だそうです。
ペルーの人々は、料理によってその多く有る種類のジャガイモを使い分けるというから驚きです。
ところで、ジャガイモは土の中から掘り出すので根菜類になっていますが、実は食べているのは茎=地下茎が肥大した部分なのです。
その他には↓
- 葉の付け根(茎を葉が包んだもの)
=玉ねぎ、にんにく - 茎の部分が肥大した
=竹の子、かぶ、ショウガ、レンコン、里芋 - 根が肥大した
=ダイコン、人参、ゴボウ、山芋、さつまいも
こんな風に違いがあります。
ただ、これだけ馴染みのある作物でも、もともと日本にあったものは本当に少ないのです。
たぶん、日本原産は山芋とゴボウと竹の子ぐらいかもしれません。
春の七草とされるスズナ、スズシロは大根とカブとされていますが、中国からの伝わったもので昔の日本にはありません。
昔も今も、農産物は海外からというのは変わらないようです。
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コメント
南米原産の作物の多さにはびっくりですね。
投稿: 吉田勝也 | 2022年8月11日 14:55
>吉田勝也さんへ
ホントにそう思います。農業に関しては、進んでいたんでしょうね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年8月11日 15:27