北朝鮮で幹部ら3000人が粛清された?!
北朝鮮では9月8日、最高人民会議第14期第7回会議で、核戦力の使用原則などの法制化が採択されたようです。
内容は不明ですが、核使用について金正恩(キム・ジョンウン )総書記の核ミサイル開発と使用権限が強化(独裁化)された可能性が高いようです。
その証として、韓国のデイリーNK(韓国に在る北朝鮮民主化ネットワークが発行するインターネット新聞) の現地情報として、「核戦力の法制化」について『危険要素がある』『時期が良くない』などと核使用について慎重な意見を言ったとされる党中央委員会の副部長クラスなども含む、約3000人が「法的処理」として粛清されたというのです。
その際に、この粛清対象者には「第二、第三の張成沢一味」という表現が使われていたというのです。
>張成沢(チャン・ソンテク)氏とは、金正恩総書記の叔父で朝鮮労働党行政部長の要職を歴任した人物だが、2013年12月に国家転覆陰謀罪の判決を受け処刑された。
さらに、当時の同氏の家族や愛人のみならず、同氏の系列とみなされた幹部やその家族まで、数千人から1万人もの人々が粛清されたと言われている人物。
今回のことで判ったことは三つで、
その一つが金正恩が恐怖政治により幹部らを統率している恐ろしい国家であることです。
二つ目が、北朝鮮の核使用については金正恩の思い次第で自由に行えることが法制化されてしまったという恐怖です。
そして
三つめが、北朝鮮にもまっとうな人間が居て、金正恩の横暴に疑問を持つ人々が増えつつあるということでしょう。
この三つめが大事で、それはロシアにも言えることだとこのニュースを読んでつくづく思いました。
最近のコメント