低速車マーク
乗用型の農業機械による死傷事故は、残念ながら今年も多数発生しています。
そして、死傷するのは60~70代のまだまだ動ける人達が占めます。
事故を防ぐため、国や農協などが様々な取り組みや啓発を行っていますが、その他にも法改正も行われ安全運転の装備の義務化が進んでいます。
昨年から、夜間走行時の追突事故を防ぐ目的で「低速車マーク」というのを装着することが求められています。
←低速車マークは、一辺が350mmの正三角形の縁に約45mmの帯がついた形状をしており、蛍光色の赤みを帯びたオレンジ色の三角形部分は、昼間における識別に効果があります。
農業機械は、速足の歩行者ほどの遅い速度で走行しますので、夜間における追突事故のリスクが高いです。
追突された場合、外に投げ出されて死傷することも起こっています。
ですから数年前から、「シートベルトとヘルメット着用」が求められています。
ただ、古いトラクターやコンバインや乗用草刈り機などにはシートベルトが無いし、在ってもそれをやっている人を見たことはありません。
前にも記しましたが、耕地などでは時速1km以下という低速がゆえに、その危険度に対する認識が薄れてしまうのです。
たぶん、このままだと義務化・罰則付きになるかもしれませんが、それでも・・・(笑)
ちなみに、低速マークは農業機械だけに限らず工事車両など低速でしか走行できない車両のほとんどにも装着されます。
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コメント
後ろだけに取り付けるのでしょうか?
日の短い時は仕方ないですが、出来れば日中に走行・作業してほしいものですね。
投稿: もうぞう | 2022年9月15日 19:06
>もうぞうさんへ
後ろだけです。おっしゃる通り、明るい時だけの作業がベストですね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月15日 21:13
「低速車」マークは知りませんでした。
投稿: 吉田勝也 | 2022年9月16日 11:40
>吉田勝也さんへ
もっと周知を強化しないと意味が無いですね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月16日 11:44