古参の元自民党参議のことば
BSに出演した、自民党の元参議院だった平野貞夫氏(86)の、吉田茂総理の国葬(国葬儀)のときのエピソードと意見は、スタジオに居た現職自民党議員を慌てさせました。
「国葬」を考えた佐藤栄作総理は
「国葬は(法律が無い)超法規的なことだから、まず社会党と協議・・」
と興奮して指示したそうです。
そして、社会党(野党第一党)の同意を得てから「国葬」を閣議決定したそうです。
最後に、平野貞夫氏はこう付け加えました
「あの当時の政治家や法制局は、しっかりと憲法や法を守ることを考えていた。
今のように、何でもかんでも閣議で決定してしまうのはだめだ」
自民党が大勝ちしたのを背景に、安倍政権から国会を軽視(無視)することが当たり前になってしまったことを平野氏は憂いていたようです。
安倍政権が作り上げた「国民の分断」、それを与党はいつまで踏襲するのでしょうか?
| 固定リンク | 1
コメント
おっしゃる通りです。
昔の自民党はかなり憲法や法を守ることを考えていた。
それが、過半数を占めたのをいいことに、法規を無視した法制をどんどん打ち出してきている。
一般ピープルはメディアと一体となった権力のプロパガンダに踊らされることが普通になってきている。
投稿: へこきあねさ | 2022年9月11日 13:39
こんにちわ。
・「文章」を読んで。
「自民党の思い通り」になっては駄目なんですね。
今後野党側が、しっかりして貰わないと困りますね。
投稿: H.K | 2022年9月11日 15:20
>へこきあねさんへ
過半数を占めても、やってはいけないことは与党内からも反論が出なくちゃならないのに出ない。
自民党が、まるで宗教化したかのようです
>H.Kさんへ
その野党が、また弱められてしまった要因の小選挙区制を改めるべきです
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月11日 15:31