イラン女性たちの命がけデモ
中東などイスラム圏では、女性が頭から布を被ったり顔まで覆う姿がよく見られます。
中東のイランでは1979年の革命以降、女性はイスラムの教えに基づき国籍や宗教を問わず、公共の場所ではヘジャブと呼ばれるスカーフをかぶることが義務になっていて、違反者は逮捕され罰則が科せられるという厳しい国家です。
そんなイランで、9月13日に西部クルディスタン州出身のマフサ・アミニさん(22)が、訪問先の首都テヘランで「ヘジャブの着用が不適切だ」として警察に逮捕される事案が発生しました。
ところが、彼女は逮捕後に警察署に移された後、急に意識を失い9月16日に搬送先の病院で死亡したそうです。
強硬派のライシ大統領の政権下でヘジャブの着用がより厳しくなり、今回起きた事件では警察官の暴行が疑われているそうです。
この事件をきっかけに、前から不満を募らせていたヘジャブやチャドルを覆うイランの女性たちが立ち上がり、首都テヘランなどで抗議デモが起きているようです。
それは即刻に逮捕されることを覚悟の、いわば命がけの行動と言えます。
独裁政権に対抗できるのは、やはり女性たちの結束ではないか
ロシアのプーチンを止めるのも、女性たちだけしかいない気がしたニュースです。
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コメント
玉ヰひろたさま
>ロシアのプーチンを止めるのも、女性たちだけしかいない気がしたニュースです。
全く同感です。
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年9月26日 (月曜日) 11:06
>輝ジィ~ジさんへ
もっと、国内の反発が多くなることしか戦争を終わらせる方法はないのかもしれません
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月26日 (月曜日) 17:03