避難者の人数が少し減ったらしい
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故による県内外への避難者数は、震災翌年の2012(平成24)年5月には約16万5000人になりました。
あれから11年経った今年の4月には3万0231人に減少し、そして避難指示解除などが進んだ先月の8月の人数は2万9213人となり、初めて3万人を下回ったことが判りました。
【内訳】(8月1日現在)
- 県外避難者 =2万2,727人(全国46都道府県全てに在住)
- 県内避難者 = 6,481人
- 避難先不明 = 5人
ただし、11年半を過ぎても約3万人の福島県民が避難生活を続けていることに変わりはありません。
福島県は、避難者の多い8都県に「復興支援員」(計43人)を配置したり、全国26ヵ所に「生活再建支援拠点」を設けるなどして心のケアなどきめ細かな避難者支援に当たっているようですが、避難生活の長期化に伴い避難者が抱える課題は個別・複雑化して課題は増える一方のようです。
そろそろ国の支援は打ち切られるでしょうから、結局は避難指示地域の各首長さんの手腕と人的な活動がものを言うようです。
同じ県民として、町長や役場職員にエールを送りたいです。
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コメント
「同じ県民として、町長や役場職員にエールを送りたいです。」・・・賛同させていただきます。
投稿: 吉田勝也 | 2022年9月14日 13:06
>吉田勝也さんへ
ありがとう存じます
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月14日 17:14