たった1件の応募が新学校名に?
鳥取県倉吉市の同市内中心部にある「成徳小学校」と「灘手小学校」の2校が2023年度に統合することになり、その新しい学校名の候補が公募によって「至誠(しせい)小学校」決まったのですが、この名前の決定をめぐり「納得いかない。選考理由が不透明だ」と市民らの間で議論が起きているそうです。
統合準備委員会は4月に倉吉市民に学校名の案を募集、集まった応募総数は341件、119種類の案が寄せられたそうです。
実行委員は、まず件数の多かった上位4種類を選択
- 「打吹」
- 「倉吉第一」
- 「倉吉中央」
- 「羽衣」
そして、最終的には灘手小学校側委員が推す「打吹」と、成徳小学校側委員が推す「至誠」の二つの候補になったそうです。
「「打吹」というのは、この地域に在り誰もが知る「打吹山」の名を冠したもので応募数も150件で他を圧倒していたそうです。
それに対し「至誠」というのは、たった1件(1人)の応募であり最初の4つの候補にも入っていないものですが選ばれたのです。
結局委員会の意見は真っ二つに割れ、最終的に委員長の裁量で「至誠」になったらしいのです。
市民のほとんどが応募が多い「打吹小学校」になるものだと思っていたらしく、さらに最も少ない応募から先行されたことで市議などを巻き込んで物議になったようです。
ほぼ応募数の半数だった「打吹」が選ばれなかったことの疑問は解りますが、そもそも名前の公募とは「多いから選ぶ」ということはなく、むしろ応募された119種類の中から選考委員が気に入ったものを選ぶものが一般的です。
そのことの理解不足と、委員会の説明不足が問題なのだと思います。
どこの組織も、日本人は「説明不足」が多すぎで、それのほうを先に改善してもらいたいです
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コメント
なるほどねぇ、「至誠」という言葉は日本人は好きそうです。
それなら、確かに応募数が多い順に選ぶ、というのではなく、校風や未来への希望を表すものも考慮に入れる、とでも応募基準にいれておけば、このような物議は
なかったかもしれません。
投稿: へこきあねさ | 2022年9月25日 (日曜日) 14:18
>へこきあねさんへ
そうなんですよね。せっかく決まっても、後味が悪くなりますよね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月25日 (日曜日) 15:24
こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めて知りました。
投稿: H.K | 2022年9月25日 (日曜日) 22:45
>H.Kさんへ
小さな話題です
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月26日 (月曜日) 08:01
玉ヰひろた さま
何のための募集だったんでしょうかね。
至誠の意味が子供たちが理解し、その姿勢をつらぬことが
出来るのか疑問も残ります。
地方ボスの強烈な存在があるんでしょうかね。
それにしてもこんなニュースどこから見付けられるんで
しょう?
投稿: 輝ジィ~ジ | 2022年9月30日 (金曜日) 09:36
>輝ジィ~ジさんへ
WEBニュースから見つけています
投稿: 玉ヰひろた | 2022年9月30日 (金曜日) 11:25