海上保安庁がドローンの運用開始
2022年10月19日 午後、海上保安庁が運用を始めた大型ドローン「シーガーディアン」が、青森県八戸市にある飛行場から日本周辺海域の監視のため飛び立ちました。
シ―ガーディアン」とは
- アメリカ防衛企業GA-ASI社製の改良機で、アジア航測株式会社と協業
- 正式名:(ドローン)MQ-9B SeaGuardian
- 全長およそ12メートル
- 幅24メートル
- 連続で24時間以上飛行可能
- 360度撮影可能など高性能カメラを搭載
- 高度3000メートル以上から船などを確認可能
- 夜間も赤外線で探知できる
- 船舶を補足するレーダーが取り付けられている
- AIを活用して船形で船を特定が可能
- 近づいてくる他の航空機を探知し、自動で衝突を回避したりする安全機能も装備
- あらゆる天候においても高い性能を発揮できる機体
- NATOのドローン耐空性要件(STANAG-4671)の認証を取得している
- 導入費用はおよそ40億円
要するに、シーガーディアンは軍用ドローン爆撃機を観測監視専用に改造した機体です。
海上保安庁は、尖閣諸島での中国などへの警戒や違法操業に加え、海難事故や災害の監視体制強化対応で課題となっている人員不足を解消するために導入したそうです。
それにしても、40億円はなぁ・・・・?
コビッド-19ワクチンもそうですが、カメラや小型機など日本には世界最高ののメーカー存在するのに、なぜ日本製ドローンは無いのでしょうか?
国産ドローンなら、少なくとも40億円などという高額にはならない気がするんですが、どうしたものでしょう?
| 固定リンク | 0
コメント
日本での製造は規制があるみたいですね。
投稿: 吉田勝也 | 2022年10月21日 (金曜日) 11:35
>吉田勝也さんへ
そうなんですか。農薬散布ドローン(ヘリ型)などは農機具メーカーが製造していますが軍用は規制が有るのでしょうね
投稿: 玉ヰひろた | 2022年10月21日 (金曜日) 11:44