「あんぽんたんの吊るし柿」と言っていたが意味は?
我が家の晩秋の風物の「吊るし柿」が、今年も軒先に並んでいます。
柿の種類は「ひらたね」とこちらでは言いますが、スーパーなどでは「平種無し柿」という名ではんばいされているのでそれが本来なのでしょう。
これが黒くなると、種がほとんどない甘い干し柿の完成です。今年は100個は軽く超す数になりました。
私が子供のころ、けんかをすると決まって「あんぽんたんの吊るし柿」と相手を罵ったものですが、その意味を問われたらよくわからないのですが言われると腹が立ったものです。
「あんぽんたん」とは漢字で「安保丹」と書くようで、これは「○○丹」などという昔の妙薬名にかけて効能が無い「アホ丹」が転じたという説があるようです。
わからないのは、その言葉に「吊るし柿」が添えられていることです。
想像ですが、大正時代に福島県の伊達郡で発案され今でも名産の「あんぽ柿」がありますが、この「あんぽ柿」と「あんぽんたん」が似た言い回しなので語呂合わせとして言われるようになったように思います。
ちなみに、「あんぽ柿」は私が所属する「JAふくしま未来」で販売していますが、ちょっと高額なので買ったことはありません。
自家製の干し柿で十分です(笑)
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コメント
数年前まで我が家でも近所からいただいた渋柿で干し柿を作っていました。それが、今はその柿の木もなし、
渋柿もこなくなりました。
買えばけっこうな値段。玉ヰさんのお宅の干し柿を買いたいくらいです。
投稿: へこきあねさ | 2022年11月22日 14:29
「つるし柿」が見事です。当地では「干し柿」と言ってるようです。二個ずつ干して作るからでしょうか。
投稿: 吉田勝也 | 2022年11月22日 15:15
>へこきあねさんへ
柿の木は大木になりますからね。邪魔になります
>吉田勝也さんへ
こちらでも、出来上がったのは干し柿と言います
投稿: 玉ヰひろた | 2022年11月22日 15:30