自衛隊員最大の苦難は移動
在籍年数が長ければ長いほど、職業病とも言えそうなくらいほとんどの陸上自衛隊員に現れる共通の疾病が在るそうです。
それは、腰へのストレスが多いことが要因で起こる「坐骨神経痛」だそうです。
その理由が、自衛隊のなんとも涙ぐましい努力の結果なのです。
自衛隊員は、少ない予算を節約するため利用料金を支払わなければならない高速道路を使えないからなのです。
つまり、どんなに遠くても演習場・訓練場に移動するときは、クッションの悪い自衛隊車両で凹凸が激しく足腰に容赦なく振動を受けながら走行し、それが要因で坐骨神経痛になるというのです。
隊員は、移動だけでヘロヘロの状態で訓練することも少なくなく、大変な体へ負担になっているようです。
それに対し、在留アメリカ軍は高速道路は無料なんだそうで、本末転倒の防衛の現実があるようです。
以前も記しましたが、一機10億円にもなる戦闘機も予算が削られて雨ざらしに近い状態なのが自衛隊です。
それでも、それらの為に防衛費を増やそうとすると「軍拡だ!」と騒がれるため今まで政府が話を出さなかったのですが、岸田総理は初めてそのことにも触れたようです。
国は、共産党でさえ「現在の自衛隊は合憲」とした現在、もう少し防衛費増額の内容を詳しく説明をすべきでしょう。
高速道路の料金については、消防車と警察パトカーは無料ですが、救急車については2020年に行革担当大臣河野太郎氏の一言で変わるまで、緊急以外は有料だったことも初めて知りました。
日本は、想像以上に後進国なのかもしれません
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コメント
職業病はどの職業でもありますけど日本の職業病対策は後進国ですね。
投稿: 吉田勝也 | 2022年12月10日 (土曜日) 13:25
>吉田勝也さんへ
どこかにいまだに「根性論」とか、その病そのものを自慢にする体質がある気がします
投稿: 玉ヰひろた | 2022年12月11日 (日曜日) 08:07