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2023年1月の31件の記事

2023年1月31日

戦後最大の冤罪と言われた松川事件

1949年昭和24)8月17日に福島県の旧信夫郡金谷村(現:松川町)を通る国鉄東北本線国鉄列車が転覆し3人が死亡した「松川事件」(列車往来妨害事件)は、福島県内で起こった戦後最大のミステリー事件です

この事故では、まるでおこるのを知っていたかのように警察が駆け付け、まるで犯人が決まっていたかのように国労の組合員など計20人が汽車転覆致死などの容疑で逮捕起訴されていきます。

裁判では、無実の証拠は検察によってことごとく隠され、無実のアリバイ証言をした男性は謎の死を遂げ、死刑判決まで流れるように進んでいきました。

しかし、起訴された20人は無実を訴え提訴し1961年(昭和48)の仙台高裁差し戻し審で全員に無罪が言い渡され、1963年(昭和50)に最高裁で確定しました。

その20人のなかでたった一人存命だった阿部市次(あべ・いちじ)さん(99歳)が、昨年の2022年(令4)10月10日に老衰のため福島市御山井戸上の自宅で亡くなられていたことが今日の朝刊に掲載されました。

「松川事件」は戦後最大の冤罪事件といわれ、阿部さんは冤罪防止を訴えて語り部活動に取り組んでいたそうです。

国家権力が牙をむいた時の裁判の恐ろしさ、それがよくわかる事件の生き証人がまた1人いなくなってしまいました。

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2023年1月30日

韓国ではマスク義務を解除

おとなりの韓国では、1月30日から「室内でのマスク着用義務」が解除されたことがニュースになりました。

30日午前、ソウル市内にある政府ソウル庁舎で開かれた国務会議でも、国務委員らもマスクをとってあいさつしている様子が掲載されていました。

ただ、すべての場所で解除されたわけではなく、国務会議でもマスクしている人もおり一般国民も戸惑っている様子が報道されました。

形として、法的には義務ではない日本と同じことになったことになりますが、日本とは様相が違っています。

これで韓国ではマスクをしない人が一気に増えるでしょうが、義務でもないのにマスクをしている日本ではいったいどうなるのでしょう?

政府は、5月から5類に引き下げるようですが、特効薬がないのにどうするのでしょうかね?

 

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2023年1月29日

「ルフィ」を名乗るな

強盗殺人を計画指示した犯人の主犯格が、使っていた名前が「ルフィ」というのを知り憤慨してしまいました。

「ルフィ」とは、アニメ「ワンピース」(少年ジャンプ連載)に出てくる主人公の「麦藁のルフィー」名を使ったことは間違いないです。

アニメのルフィは、能天気で食いしん坊でリーダシップのかけらもない楽しい海賊の船長ですが、怒るととんでもない力でどんな強い相手でも「ぶっ飛ばしてやる」と戦いを挑む男です。

ルフィが、脳天が爆発するくらい激怒するときとは下記のようなことを目にした時です。

  • 弱いものを虫けらのように扱ったり、痛めつけたとき
  • 容姿や性格や生い立ちを蔑み、いじめたり、嫌ったり、差別したとき
  • 夢を壊したり、さげすんだ時
  • 仲間が痛めつけられたとき

ルフィの行動と考え方に感動し、わたしは何度も涙したアニメです。

つまりアニメのルフィは、高齢者を縛って殺したりなど絶対に、絶対に、やらない男なのです。

私もそうですが、ルフィの名を使っての強盗殺人犯罪に作者やワンピースファンは怒り心頭だと思います。

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2023年1月28日

「こけし」の由来は?

「こけし」というものは、日本国中にあるようですね。

福島県内では、福島市の土湯温泉街で作られる「土湯(つちゆ)こけし」が有名ですが、よく考えれば「こけし」というのは不可思議な名前に思えてしまったのです。

こけしの歴史は古く、最古のこけしが誕生したとされるのは称徳天皇(しょうとくてんのう=孝謙天皇 (700年代=奈良時代) )が国の安泰を祈願し、「陀羅尼経(だらにきょう)」を入れて奉納された木製の塔100万基を各地の寺院に納めたのが、形こそ似ていないが日本最古のこけしだといわれているようです。

それが江戸時代後期になって、東北地方の温泉地のお土産として作られたのが発祥といわれています。

それが赤い染料を使っていたため、魔除けや縁起物として好まれ子どものよき遊び相手であり幸せを守る玩具として全国に広まったんだそうです。

それだから土湯の温泉街で作られているんですね。

さて本題の名称の由来です。

こけしが誕生した当初は共通の名称は無く、木で作ったから「きでこ」、芥子人形からきた「こげす」、魔除けの人形這子(ほうこ)からきた「きぼこ」などいろいろな名称があったようです。

それが時代とともに、木を削ってできたから「木削子(こげし)」とか、江戸時代の男児や女児たちの髪型から「芥子坊主」(けしぼうす)に似ていたから「小芥子(こけし)」と表記されたりするようになったようです。

そして時代はさらに過ぎ昭和15年(1940)になって、あまりにも名称が多過ぎて不便だということで「こけし工人(職人)」や愛好家などの関係者が集う会の名称をもとに「こけし」とひらがな3文字に統一することが決められ現在に至るそうです。

つまり、昭和になって意図的に全国統一した名称だったんですね。

そう考えると、「伝統民芸品」という感じが、ちょっとだけ薄れてきてしまう気がします。

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2023年1月27日

田中絹代の映画が欧米などで大反響

「田中絹代」といえば1977年(昭和52)68歳で他界していますので、その全盛のころは私の親の時代になりますが、私でもその名を知っている昭和を代表する美人の大女優の一人です。

田中絹代さんは女優業だけではなく、多くの映画も監督制作していたことを知っている人は多くない気がします。

私は、まったく知りませんでした。

その田中絹代さんが監督制作した映画が、他界して40年以上もたった今になって世界の名だたる映画祭で上映され、感動を呼び話題になっているというのです。

映画はもちろん白黒のもので、特に評価されているのが「乳房よ永遠なれ」(制作上映:1955年(昭和30)日活映画)だそうで、国内でも上映が始まっているようです。

ヒロイン役は「月丘夢路さん」で、その一世一代の名演も注目されているようです。

この映画は、歌集『乳房喪失』で知られる歌人・中城ふみ子氏(1954年に逝去)の伝記を映画かしたもので、職を持つヒロインが愛憎や裏切りそして乳がんによる乳房を無くし若くして死んでいくという、一人の女性の一生の勁さを表現しているもののようです。

その内容や描写は、女性監督にしか表現できなかった衝撃の映画のようでこの映画を視た女性は国籍や年代を問わずリアルさ生々しさに衝撃を受けているようです。

半世紀以上前と現代と比べても女性の立場というものは変わっていないことが共感を呼んでいるのかもしれません。

つまり、この映画は古くて新しい映画なのかもしれません。

田中絹代さん監督の映画を、いったいどこの国の誰が掘り出したのでしょう。

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2023年1月26日

氷花

寒波に見舞われた1月25日、福島県内では気象観測開始以来初の30の観測地点で最高気温が氷点下を観測しました。

その結果、常磐自動車道は吹雪で通行止め、そして東京などと同じくあちこちで水道管の凍結によるトラブルに見舞われました。

そんな冷え込んだ県内の矢祭町の久慈川(福島県~茨城県)では、川の流氷ともいわれる「氷花(シガ)」が流れる珍しい自然現象が今年初めて見られたようです。

氷花は、シャーベット状の薄い氷が川面に浮かぶ自然現象で、地形や気象条件などが重なって起こるそうですが、久慈川流域(福島・茨城)は全国でも数少ないこの現象の観察スポットとなっているものです。

動揺「どじょっこふなっこ」は、池に住むドジョウやフナから見た春夏秋冬の様子を歌った秋田に伝わる民謡を岡本敏明氏が混声合唱に作曲したものですが

♪ 春になれば しがこ(すがこ)もとけて
どじょっこだの ふなっこだの
夜が明けたと思うべな~♪

ここに出てくる「しがこ」は、「氷」と訳されることが多いですが、ほんとうは池や川の「氷花(しが)」または薄氷を歌った民謡だった気がします。

大寒波=春が近い ということなのでしょうか?

ちなみに私はこの歌詞を「がこ」と覚えていました(笑)

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2023年1月25日

ベトナムは今年「 ネコ 年 」

今年の干支(十干十二支)は『癸卯』(みずのとう)で、十二支の『卯』には動物の「ウサギ」があてられています。

干支の中の十二支といえば『』で、
それぞれに動物が順に↓

鼠、牛、虎、兎、竜、蛇、馬、羊、猿、鶏、犬、猪

↑があてられていますが、同じく中国・台湾・韓国など極東アジアでも多くの国で使われています。

ただし、最後の『』の漢字は本来「ブタ」を意味するものであり、「イノシシ年」が有るのは昔「ブタ」が居なかった日本だけです。
※中国では、豚(=ブタ肉)、猪(=ブタ)、亥(=ブタの頭)全てブタを意味し、イノシシは「野猪」と書く

ベトナムにも同じく十二支があるのですが、ここにあてられている動物がまた違っているのを知りました。

日本と違うベトナムの十二支は、四つです↓

  1. うし年  ➡ スイギュウ
  2. うさぎ年 ➡ ネコ
  3. ひつじ年 ➡ ヤギ
  4. いのしし年➡ ブタ年
    (※亥年は日本以外と同じ)

1.3・4は、ほぼ同じ動物と言っていいですが、「ねこ年」に関してはビックリです。

なぜ「卯」がベトナムでは「猫」になっているかというと諸説あるようですが、

  • 中国の漢字の「卯」の発音(mao)がベトナム語で猫を意味する「meo」の発音に似ていた
  • ベトナムではウサギは珍しい動物で、それよりも身近で多く見かけられる猫があてられた

ネコは仏様の使いとされ、東南アジアでは大切にされて街中にいますからうなずける気がします。

つまり、今年ベトナムでは兎年ではなく「猫年」なのです。

ところ変われば・・・です。

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2023年1月24日

低温・強風注意報

わが地域の明日のピンポイント予報は、最気温が-8℃、最気温が-5℃というのが出されました。

車のガソリンは満タンですし、灯油の備蓄も満タンにしましたので問題は強風がどのくらいになるかです。

ピンポイント天気予報は、『気象協会➡一日・晴れ』『ウエザーニューズ➡一日中・雪』と正反対予報ですが、今夜からの冷え込みと強風は間違いありません。

さてどうなることでしょうか、一番気になるのは強風です。

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2023年1月23日

これって寒冷地だけだったの?

昨日の22日は旧暦では元日で、きょうは1月2日になっています。

西暦と違い、さすが旧暦は日本の気候に合っていることが、明日からの大寒波の襲来予報が物語っている気がします。

寒波襲来の予想を受け、東京中心の全国テレビは寒さ対策のニュースが昨日からにぎやかです。

Img_4087

左は我が家の水道管の立ち上がり部分の様子ですが、水道管には凍結防止の温熱線が巻かれ、さらにその上から断熱材と断熱テープで覆い、それを防水テープで保護しています。

こちらではごく当たり前の風景ですが、東京などでは水道管はむき出しのままのようですから凍結するのは当然でしょうね。

それは、致し方ない気がしまが・・。

Img_4088_20230123111901

今朝の報道番組での北海道のリポートで驚いたのは、
寒さ対策として、自動車は乗る前に室内からリモコンでエンジンをかけて温めてから乗る
というものでした。

私も車のフロントガラスが凍結した場合などは、乗る前に室内からリモコンスターターでエンジンをかけ暖機運転をします。(夏は、乗る前に室内温度を下げるためにも使う)

右のフォトのですが、これって自動車にオプションとしてあるのはは当たり前に知っているものだと思っていたのですがリポーターは知らなかったようで、これって寒冷地だけのものだった?ですね。

ちょっとした、カルチャーショックでした。

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2023年1月22日

リサイクル率が全国ワースト1位

今日の朝刊に、とても悔しい結果の報道記事が載りました。

福島県のリサイクル率が、全国で最下位になったというものです。

福島県内で最も早い段階でゴミの分別回収を始め、その分類も20種にもなる厳しい規定にしたわが地域としては、ただただ悔しい限りです。

原因はいろいろ記載がありましたが、県内で分別回収が最も遅くなった郡山市、福島市など人口の多い市の分別がずさんであることが理由です。

これらの市は、始めるにあたってわが地域に視察を何度かやりましたが、結果として「こんなに細かく複雑な分別では市民から反発が来る」と理由で、わが地域から見れば簡略化した分別にしてしまいました。

それでも市民からは「面倒だ」と反発が出ています。

その結果が、今回のワースト県です。

県内の市町村は、もう一度わが地域『安達広域行政組合』(二本松市・本宮市・安達郡)の取り組みを学ぶべきでしょう。

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2023年1月21日

止まったままの救急車

夕暮れ近く、救急車が走ってきてしばらくして、搬送車を載せて戻ってきたのが見えました。

と思ったら、田園地帯の真ん中で止まってしまいましい、いつまでたっても走りださないのです。

そのわけは私の経験からすぐにピンときました。

受け入れ先が決まらないのでしょう、あちこちの病院に隊員が電話をかけ交渉しまくって止まっていることは間違いないです。

土曜日でも受け入れ病院が少ない証拠です。

約2~30分ほどして走り出しましたが、搬送される側の気持ちが手に取るようにわかるわたしには何とも言えない気持ちでした。
昨夜は救急車で”地獄のドライブ”: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)

救急車の中での隊員は、驚くほど冷静ですがその心の中は穏やかではないはずです。

仕事とはいえ、救急隊員にはほんとうに頭が下がります

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2023年1月20日

NHKがついに・・・

NHKは、4月から正当な理由もなく期限内に受信契約に応じない者に対し、「割増金」を課すという思い切った制度を導入することになりました。

規約変更は昨年の12月に申請を出し、総務省が1月18日付で認めたことによる導入のようです。

規約変更により>

  • 支払期限を過ぎた場合の割増金は受信料の「2倍」

ただ実際には通常の受信料に割増金を上乗せになるので、総額は3倍の額が請求されることになります。

当然ながらSNS場などを中心に『まるで脅迫だ。これが公共放送のやり方か?』や『それほどNHKは困っていないだろ』などと大荒れのようです。

真面目にBS 契約料金を振り込みで支払っている私としては、そのくらいの処置は当然だろうと思いますが反論されそうですね(笑)

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2023年1月19日

「Microsoft Edge」にも慣れた・・・

約4年ほど前にWindows10搭載モデルのパソコンに変えてから、今まで使い慣れたInternet Explorerのサポートが終了(2022年6月16日)するというので、今はWindows標準装備のMicrosoft Edgeを使用しています。

昨年末からはWindows11搭載モデルに変わり、Microsoft Edgeを使うのになんの不自由もなくなりました。

Microsoft Edgeは、軽さで定評があったGoogle Chromeと同じ軽さというのが特徴でしたが、2020年1月からはそのGoogle Chromeが採用しているChromiumベースの「Blink」へ切り替えられていたことを知りました。

つまり、当初のEdgeよりさらに高速かつ安定性の高い動作を可能になっているらしいのです。

ただその改良と変化、使っている身としては全くよくわからないのは私が鈍感なのでしょうか(笑)

それとも、Edgeの軽さに慣れてしまったからでしょうかね

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2023年1月18日

118番の日と振袖火事の日

今日は1月18日で海上保安庁が決めた「118番の日」、そして明日は1月19日で消防庁が決めた「119番の日」、陸と海の緊急連絡番号の記念の日が続きます。

歴史に残る火災といえば、今から360年以上も前の明暦3年(1657)に発生し多くの死傷者を出した江戸の大火災があります。

振袖火事ともいわれるその大火災が発生したのも1月18日、それに由来しきょうは「振袖火事の日」という記念日でもあります。

1657(明暦3)年のこの日、江戸城天守閣と市街のほとんどを焼失し、死者が10万人にもおよんだ明暦の大火が起きた。

「振袖火事」とは、

 上野の神商大増屋十右衛門の娘おきくは、花見の時に見初めた美しい寺小姓を思い、小姓が着ていた着物の色模様に似せた振袖をこしらえてもらい毎日寺小姓を想い続けたが、恋の病に臥せったまま明暦元年1月16日、16歳で亡くなってしまった。

寺では法事が済むと、しきたり通り振袖を古着屋へ売り払う、その振袖を本郷元町の麹屋吉兵衛の娘お花のに渡るが、それ以来お花は病気になり明暦2年の同じ日に死亡した。

その後に振袖は再び古着屋の手を経て、麻布の質屋伊勢屋五兵衛の娘おたつのもとに渡ったが、おたつも同じように明暦3年の1月16日に亡くなってしまうという不可思議な死が続く。

おたつの葬儀に、十右衛門夫婦と吉兵衛夫婦もたまたま来ており、三家は相談して、因縁の振り袖を本妙寺で供養してもらうことにしたが、和尚が読経しながら振袖を火の中に投げ込んだ瞬間、突如吹いたつむじ風によって振袖が舞い上がって本堂に飛び込み、それが燃え広がって江戸中が大火となった。

というのが史実のようです。

ところが、話は戯作者などによって内容が悲恋話に変えられ芝居で上演されるなどして大流行し、史実とは違う戯作者の内容が事実のようになっていきました。

これは、赤穂浪士の話なども同じですが、何百年たっても作家やメディアの力というのは火災より恐ろしいところがあります

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2023年1月17日

温暖化ガス対策には牛?!

温暖化ガスというと、二酸化炭素(CO2)を目の敵のようにして世界中で削減に取り組んでいます。

しかし、温暖化効果ガスで最も強力なのは「メタンガス」で、その温暖化効果は二酸化炭素の30にもなるということはかなり前にアップしました。
CO₂は最終的にどこに行くのか: つぶやき古道(コミチ) (cocolog-nifty.com)

昨年末のこと、農林水産省から「農業技術10大ニュース」というのが発表されました。

その中で1位になったのは・・

  • 農研機構は、乳用牛の第一胃から温室効果ガスのメタンガスの生産を抑制する新種の細菌の分離に成功した。

というものです。

難しい説明はできませんが、複数ある牛の胃の中で第一胃には多くの微生物が存在し、その作用によって牛は餌を分解・発酵させ産生したガスをゲップに変えて出すらしいのです。

そのなかにメタンガスを産生を抑制する微生物(細菌)が存在しているらしいのです。

昔は種痘に牛が利用されましたが、牛というのはほんとうにいろいろなことに役に立つ家畜です。

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2023年1月16日

河野大臣の二重国籍発言

河野(特命)大臣の「二重国籍を認めるべき・・・云々」という発言が、自民党内や保守層から反発を買っているようです。

ただ、河野大臣の話をよく聞くと「二重国籍」を単純に認めるということではないようで
その趣旨は↓

  • 両親のそれぞれの国籍と文化を受け継いで育った子どもが、22歳までにどちらかの国籍を選択し、他方を放棄することを迫られる現状を改める余地があるのではないか
  • 優れた業績を持つ研究者などが研究などの都合などで他国の国籍を得た場合に、国籍の選択を迫ったり、日本の国籍の放棄を義務づけたりすることについても議論する余地があるのではないか
  • アメリカのような出生地主義の国で生まれたことにより国籍を得た場合は日本国籍を認めてもよいのではないか
  • 人口がこれだけ減っている日本が、せっかく国籍を持っている人がいるのに、重国籍はダメだというのはおかしなこと
  • 二重国籍を認めていない国(中国やインドなど)や兵役の義務が課せられている国(韓国やイスラエルなど)は二重国籍を認めない
  • 選挙に立候補したり、閣僚や裁判官などに任命される場合などは二重国籍を認めない

つまり、お互いに二重国籍を認めようという国とは、その両国の国籍保有を認めるなど選択肢を広めることを考えていくべき時代ではないかというもののようです。

日本の場合、国籍に関しては王貞治氏のような「在日」という方々の扱い方があり、非常に難しくなっていますが議論そのものに反発するのは民主主義国家としては正しくないと思います。

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2023年1月15日

高齢者の感染とブレインフォグ

めっきり取り扱いが少なくなったコビッド-19感染ですが、主流はオミクロン株BA5となりアメリカで主流となりつつある『XBB.1.5』も日本にも上陸し死者は増加の一途です。

年代別死者数の割合>

  • 70代が17%、
  • 80代が40.8%、
  • 90歳以上が34.7%

という具合に、高齢者だけで9割超(92.5%)になっているようです。

さらに高齢者に特化した後遺症として、“ブレインフォグ”認知機能低下等の症状現れることが問題化になってきているようです。

【参照】ブレインフォグとは、病名ではなく症状を表す言葉で、頭の中にモヤがかったようなぼんやりした状態になり、考えがまとまらない、記憶障害や集中力の低下、物忘れなどの症状がみられることを言う。

体力のない高齢者の基礎疾患との合併症による死者数増加のようですが、驚いたことに圧倒的に高齢者が亡くなるケースが増えている理由は今ひとつはっきりしないのが実際のようです。

つまり、いまだによくわからないのがこのコビッド-19の厄介なところでしょう。

そんな状況の中でインフルエンザの流行が国内でも久しぶりに始まり、アメリカなどではコロナウイルスとインフルエンザに同時にかかった子供がいることが報告されています。

インフルエンザとの同時感染が原因で、新たな変異株が生まれる可能性が出てきたようです。

やはり、ワクチンより特効薬が望まれます

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2023年1月14日

野球殿堂入りとあんぽ柿記念日

福島県内では、数年前から申請を行ったいたものがありました。

一つ目は、NHK朝のテレビ小説「エール」を機に、作曲家小関裕而氏の野球殿堂入りです。

同氏は、高校野球光瀬園大会歌「栄冠は君に輝く」を始めとして、早稲田大学野球部、慶応大学野球部、阪神タイガース、読売ジャイアンツなどの応援歌を作っていることで知られ、特別枠で野球殿堂入りの運動がなされていて今回それが叶いました。

もう一つは、わが農協「JAふくしま未来」の伊達地区の名産である「あんぽ柿」が、開発から100年になる今年に合わせ日本記念日協会に「伊達のあんぽ柿の日」の制定を申請していたのが認可されたことです。

この「伊達のあんぽ柿の日」という記念日がとても変わってます。↓

  • 12月13日
  •  1月13日
  •  2月13日

なんと、なんと上記のように三つになっているのです。

は、100年前に開発と普及に尽力したのが13人いたこと発祥の地の“五十沢(いさざわ)”地区の語呂合わせ、そしては最盛期の12~2月ということのようです。

ということで、昨日の1月13日(金)は、初めての記念日となり農協で式典があったようです。

しかし、記念日が3日あるというのは他の記念日にはないでしょう

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2023年1月13日

気が付けば13日の金曜日

きょうカレンダーを見たら1月13日(金)、つまり今年最初の『13日の金曜日』だということに気づきました。

日本では、いつから「13日の金曜日」が不吉だとなったのでしょうかね?

なぜこの日と曜日が不吉となったかは不明ですが、有力なのは1907年に出版された小説「13日の金曜日」というのが大ヒットしたことのようですね。
つまり、宗教とは全く関係ないようです。

  1. キリストが磔刑にされたのは金曜日だが、日付は14日
  2. タロットカードでは13番目のカードは「死神」で、縁起が悪い
  3. イスラム教では、金曜日が休日
  4. 仏教では「十三仏」など吉数扱い
  5. 素数である13は、仏教発祥の地とされるインドでは吉数

縁起を担ぐことは、国や人種に関係なく世界共通のようですがほとんどは迷信と流言のようです

ただ、それだけ人間はみな不安を持っていることの証のように感じます

その考えを利用して商売にして金儲けする輩は、人間の中でも最も下劣な人でしょう。

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2023年1月12日

公衆電話の ‘講習’ 会

今週の火曜日は1月10日で「110当番の日」でしたが、この日に合わせ福島県内の双葉郡の小学校では「公衆電話」の使い方の講習会が地元警察によって行われました。

公衆電話はここ20年間で71万台から13万台までに減少、それによって子供たちの約99%が公衆電話を使ったことがなく、当然ながら使い方を知らないのです。

ということで今回の、公衆電話の講習会となったわけです。

電力が無いと通じない携帯やスマホ・光電話と違って、公衆電話は停電でも電話回線が切れていない限り使えます。

そのため、東日本大震災など相次ぐ災害では重要な通信手段となることから、日本全体で最低でも10万台の設置が法律で義務付けられています。

しかし、
そうは言っても利用者がほとんどいないのも現状であり、総務省は2022年4月の法改正より最低台数を「10万台」から「3万台」までに変えることが決めました。

3万台の目標は、2031年までに実現させるようです。

致し方ないことですが、東日本大震災などを経験した私には、どこか釈然としない総務省の方針・法改正に感じてしまいます。

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2023年1月11日

使い捨てカイロ、ここはNG

通称として「ホッカイロ」(※白元発売時の商品名)ということが多い使い捨てカイロ、ウクライナへ送ろうということを行っている福島県の男性の話題が全国ニュースになっていますね。

我が家でも母と妻の冬の必須アイテムですが、私は使ったことがありません。(笑)

ところで、この使い捨てカイロには絶対やってはいけないことが三つあります。

一つ目は、貼るタイプのを地肌に直接貼ることで、これは低温やけどにつながるから知られていることでしょう。

二つ目は、心臓の付近に携帯したり貼ったりすることです。

つまり、シャツなどの左の胸ポケットに入れるのもやってはいけない行為のだそうです。

心臓の付近→心臓は、全身に血液を送り出すためつねに運動しているので、温めすぎると心臓の負担となり痛みや吐き気が起こることもあり、特に心臓の弱い方や血圧が不安定な方は注意が必要なんだそうです。

三つ目は頭部や脇の下、ここは本来体から熱を逃がす場所なのでここを温めると熱がこもりやすく、悪くすると発熱する恐れもあるようです。

私は使ったことがないからわからないですが、二つ目と三つ目の注意は商品に有るのでしょうかね?

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2023年1月10日

「 次葉 」とは?

松の内も明け雪もチラチラなので、畑に放置して乾燥させていた豆柄などを取り込み、梅の木と桜の木の剪定を始めました。

そしたら、その雪が時間を追うごとに大きなものとなり、積もりだしたので途中で切り上げてしまいました。

ということでまた家の中にこもることになったので、来月中旬ごろに予定されている「確定申告 相談日」に備えて持参する資料作りをしました。

大体はそろっていたのですが、医療費控除の書類が残っていたのでそれに取り掛かり完成させました。

これで、準備万端です。

ところで、昨年はこの医療費控除の書類への記入が多く欄が不足したのですが、記入欄が不足の場合はどうするのだろうと検索したら出てきたのがタイトルの「次葉じよう)」というものです。

「次葉」は既定の書類に書ききれない場合につぎ足し・添付する書類を指す言葉のようですが、耳慣れない言葉なのでその語源などを調べてみました。

「葉」とは「葉のような平たいもの。紙」という意味があり、つまり「次に続く書類」という意味になるようです。

先人の作った言葉というのは粋というか、情緒と趣のある言葉多いものです。

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2023年1月 9日

今年の成人式は18歳、19歳、20歳?

令和4年(2022)4月1日より、民法改正の施行によって成人年齢は国際的に一般的な18に変わりました。

その法改正初の成人式の日がきょうですが、対象年齢が18歳高校生に加え、まだ式をやっていなかった19歳20歳もあり、全国の自治体では成人式・対象年齢をどうするのか論議が起こったのは当然でしょう。

それに対し国からの指示は「自治体の判断にお任せする」というもので、肝要な態度とも言えますが完全な丸投げです。

報道によれば、もっとも多いのは「20歳を対象として開催」という今まで通りのままというのだそうです。

ある自治体のアンケートによる理由は

  1. 18歳である高校生は、進学や就職を控えているので時間に余裕がない。
  2. 高校3年生の1月頃は受験費用や入学金、一人暮らしの引っ越し費用の準備など、何かと出費がかさむ時期
  3. 成人式には旧友たちと再会も楽しみの一つだが、高校3年生は今のクラスメイトたちと一緒に迎えるため、同窓会的な意味合いが失われる
  4. 飲酒や喫煙が認められる20歳で、大人としての自覚を促す(18~19歳の飲酒喫煙は不可)

ということで、現行の「成人式」の式典名を「20歳のつどい」に変えようと検討している自治体が多いようです。

ただ、法施行を受け成人式を18歳に引き下げる自治体も少なくないということです。

私の個人的な意見を言わせてもらうなら、「成人式」を続けるなら今年にしっかりと切り替えるべきであり、現状維持で名前を変えたりして開催するなら、「成人式」そのものを廃止すべきでしょう。

そもそも成人式とは、武家社会の男子の「元服」(数え15歳)が起源であり、その年齢に達した男子は戦闘参加(徴兵)が可能になるというものです。

つまり、成人とは家族が祝うもので自治体が主になるのは違う気がします。

今日の午後は、新国立競技場で5万人を軽く超える観衆を集めて高校男子サッカーの決勝戦「東山(京都)対岡山学芸館(岡山)が行われ、岡山学芸館が初優勝(東山が初準優勝)という結果になりました。

その高校生たちの半数が成人であることが、なんとも不思議な思いに駆られました

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2023年1月 8日

出初式の日

今日は、1月の第一日曜ということで消防団のパレードが行われ、朝から消防団車両(18台)隊列からのサイレンが霜の降りた白い景色の村に鳴り響きました。

年々、隊員の数が減少している現在、隊員たちにはただただ頭が下がります

松の内も終わり、本格的な令和5年が始まった気がしました。

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2023年1月 7日

神様も値上げ

何年か前にもアップしましたが、わが地域では今日1月7日に正月飾りを外し燃やし松の内が終了です。Img_3194

その正月飾りには「お正月様」というお札(3枚)があります➡

このお札は神宮大麻と組で近くの神社の係りがまわってきて、「初穂料」を収めていただくものです。

この初穂料が、今回は値上がりになっていました。

そんな折、妻の実家に年始に行って貼ってあるのを見て「あれっ!これ我が家のより小さい」思って、義兄にそのことを聞いたのです。

お札は昔から「B-4(257×364)」に決まっていたのが「A-4(210×297)」の大きさになっていた

義兄の話だと毎年値上がりしていて「たぶん、今回は値上がりはなかったぶんお札が小さくなったようだ」というものでした。

神さまも値上げとは、ほんとうに世知辛い世になりました

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2023年1月 6日

段ボール4つの回答文書

宗教法人法改正成立後あまりテレビ報道に上らなくなった世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の問題、文科省は2回の質問権行使を行ったようです。

報道によれば、教団は2回目の質問を受けて12月5日に段ボール4箱程度の回答書を発送したもようです。

これに対し永岡桂子文部科学相は6日の閣議後記者会見で、「報告徴収・質問権」の3回目となる行使について、教団から提出された資料を分析するなどして「さらに報告を求めたり、質問権を3回目の行使したりするということはあり得る」と述べたようです。

ただ、解散命令請求の要件を満たすかどうかはまだ定まっていないことも発表されました。

気になったのは『段ボール4箱程度』という回答書の数量です。

どう考えても、非常に少ない文科省の担当人数(8人)を見越して、分析しにくいように教団側の抵抗とあがきの妨害手段だということは間違いないでしょう。

結局は、文科大臣や岸田首相の判断になってしまう気がしますが、果たして被害者のための英断は行われるのでしょうか?

おおいに疑問です

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2023年1月 5日

松の内の検査

まだ松の内ですが、妻の検査の予約日で麻酔も使うので運転が許可されないため病院まで送迎しました。

正午ごろ到着し、救急受付玄関前を通った時に驚く光景が目に入り、思わず「おっ!」と声が出てしまいました。

その病院は県内でも屈指の大型救急病院でもあり、救急車はよく来るので珍しくないのですが、きょうは救急車が5台も来ていたのです。

さすがに救急車が5台も集まっていると、なんとも言えない圧倒される光景です。

偶然に同じ時間になったのでしょうが、病院側も大変だろうなあと勝手に想像してしまいました。

ちなみに、妻の検査結果は「問題無し」ということでホッとして帰宅となりました

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2023年1月 4日

捨てずに貯めるは人間の本能

何年か前から「やましたひでこ氏」の提唱から出た「断捨離」ということが、大流行しています。

そんな現代ですが、昨日のNHKで作家の故立花 隆氏が、生前に語った理念についての話は非常に面白いものでした。

「人が、使わなくても物を捨てずに集め溜めるのは本能なのです。
 そして、その溜めたものの有効な使い道を常に考え、進化・発展してきたのが人なのですよ」

なんとも、目からうろこが落ちたような話でした

ただ、よく考えてみたら、やました氏の断捨離と立花氏の考え方は一見すると正反対の考え方のようですが、わたしには同じ考えに感じたのです。

つまり、どちらも有効なことを考えるという行為が大切だということでしょう。

有効利用することが可能なもの、身の回りには沢山ある気がしてきて捨てるばかりが能じゃないという気がしてきました。

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2023年1月 3日

ワクチン接種はやらない

正月にやってきた甥たちに、ワクチン接種の5回目はやったのかを尋ねたら「2回しかうやっていない」という返答が返ってきました。

理由は、
2度やったワクチン(モデルナ)接種の時の副反応があまりにもひどくつらく、頭痛などは経験したことがないほど痛くてつらかったそうで、これならコビッド19感染のほうが軽いのではないか?と思ったというのです。

モデルナもファイザーも副反応がなかった私にはわかりませんが、それも一つの考えなのかもしれないと思い何も言えませんでした。

今年も、コビッド-19から逃れられないようです。

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2023年1月 2日

雨から雪へ

元日、一日中降り続いた雨は朝方に雪に変わったようで、今朝は2センチほど積もっていました。

ただ、日差しがありそれほど寒くない2日となりました。

元日は雨なので一日ずらして本日に初詣でをやってきましたが、誰もいなくてとてもよかったです。

午後には、いとこ親子と甥の一家がやってきてにぎやかとなり、やっとお正月気分になった一日でした。

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2023年1月 1日

令和5年 癸卯(みずのとう)元旦

 







 

本年もよろしくお願いします 🎍

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