公衆電話の ‘講習’ 会
今週の火曜日は1月10日で「110当番の日」でしたが、この日に合わせ福島県内の双葉郡の小学校では「公衆電話」の使い方の講習会が地元警察によって行われました。
公衆電話はここ20年間で71万台から13万台までに減少、それによって子供たちの約99%が公衆電話を使ったことがなく、当然ながら使い方を知らないのです。
ということで今回の、公衆電話の講習会となったわけです。
電力が無いと通じない携帯やスマホ・光電話と違って、公衆電話は停電でも電話回線が切れていない限り使えます。
そのため、東日本大震災など相次ぐ災害では重要な通信手段となることから、日本全体で最低でも10万台の設置が法律で義務付けられています。
しかし、
そうは言っても利用者がほとんどいないのも現状であり、総務省は2022年4月の法改正より最低台数を「10万台」から「3万台」までに変えることが決めました。
3万台の目標は、2031年までに実現させるようです。
致し方ないことですが、東日本大震災などを経験した私には、どこか釈然としない総務省の方針・法改正に感じてしまいます。
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コメント
公衆電話の ‘講習’ 会をしなければならないほど今の若者には縁遠いものなってしまってるわけですね。
投稿: 吉田勝也 | 2023年1月13日 (金曜日) 13:29
>吉田勝也さんへ
その通りのようです。
投稿: 玉ヰひろた | 2023年1月13日 (金曜日) 17:05