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2023年1月28日

「こけし」の由来は?

「こけし」というものは、日本国中にあるようですね。

福島県内では、福島市の土湯温泉街で作られる「土湯(つちゆ)こけし」が有名ですが、よく考えれば「こけし」というのは不可思議な名前に思えてしまったのです。

こけしの歴史は古く、最古のこけしが誕生したとされるのは称徳天皇(しょうとくてんのう=孝謙天皇 (700年代=奈良時代) )が国の安泰を祈願し、「陀羅尼経(だらにきょう)」を入れて奉納された木製の塔100万基を各地の寺院に納めたのが、形こそ似ていないが日本最古のこけしだといわれているようです。

それが江戸時代後期になって、東北地方の温泉地のお土産として作られたのが発祥といわれています。

それが赤い染料を使っていたため、魔除けや縁起物として好まれ子どものよき遊び相手であり幸せを守る玩具として全国に広まったんだそうです。

それだから土湯の温泉街で作られているんですね。

さて本題の名称の由来です。

こけしが誕生した当初は共通の名称は無く、木で作ったから「きでこ」、芥子人形からきた「こげす」、魔除けの人形這子(ほうこ)からきた「きぼこ」などいろいろな名称があったようです。

それが時代とともに、木を削ってできたから「木削子(こげし)」とか、江戸時代の男児や女児たちの髪型から「芥子坊主」(けしぼうす)に似ていたから「小芥子(こけし)」と表記されたりするようになったようです。

そして時代はさらに過ぎ昭和15年(1940)になって、あまりにも名称が多過ぎて不便だということで「こけし工人(職人)」や愛好家などの関係者が集う会の名称をもとに「こけし」とひらがな3文字に統一することが決められ現在に至るそうです。

つまり、昭和になって意図的に全国統一した名称だったんですね。

そう考えると、「伝統民芸品」という感じが、ちょっとだけ薄れてきてしまう気がします。

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コメント

こんばんわ。
・「文章」を読んで。
これは、初めてしりました。

投稿: H.K | 2023年1月28日 18:58

>H.Kさんへ

私も知りませんでした

投稿: 玉ヰひろた | 2023年1月29日 11:22

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