河野大臣の二重国籍発言
河野(特命)大臣の「二重国籍を認めるべき・・・云々」という発言が、自民党内や保守層から反発を買っているようです。
ただ、河野大臣の話をよく聞くと「二重国籍」を単純に認めるということではないようで
その趣旨は↓
- 両親のそれぞれの国籍と文化を受け継いで育った子どもが、22歳までにどちらかの国籍を選択し、他方を放棄することを迫られる現状を改める余地があるのではないか
- 優れた業績を持つ研究者などが研究などの都合などで他国の国籍を得た場合に、国籍の選択を迫ったり、日本の国籍の放棄を義務づけたりすることについても議論する余地があるのではないか
- アメリカのような出生地主義の国で生まれたことにより国籍を得た場合は日本国籍を認めてもよいのではないか
- 人口がこれだけ減っている日本が、せっかく国籍を持っている人がいるのに、重国籍はダメだというのはおかしなこと
- 二重国籍を認めていない国(中国やインドなど)や兵役の義務が課せられている国(韓国やイスラエルなど)は二重国籍を認めない
- 選挙に立候補したり、閣僚や裁判官などに任命される場合などは二重国籍を認めない
つまり、お互いに二重国籍を認めようという国とは、その両国の国籍保有を認めるなど選択肢を広めることを考えていくべき時代ではないかというもののようです。
日本の場合、国籍に関しては王貞治氏のような「在日」という方々の扱い方があり、非常に難しくなっていますが議論そのものに反発するのは民主主義国家としては正しくないと思います。
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コメント
「二重国籍」・・・簡単な問題ではないのですね。
投稿: 吉田勝也 | 2023年1月17日 11:43
>吉田勝也さんへ
難しいようですね
投稿: 玉ヰひろた | 2023年1月17日 19:59