アメリカの脱線事故
今月3日 、アメリカオハイオ州とペンシルベニア州の州境付近で、毒性有る危険物を積んだ貨物列車が脱線炎上する事故が起きました。
この事故の対処には、環境保護庁(EPA)・災害対策本部やオハイオ州の緊急事態管理局とが共同で行い、脱線事故の調査は国家運輸安全委員会(NTSB)が行ったようです。
調査によれば、車軸が異常高温になったため警報が鳴ったが、事故を起こした鉄道会社の規定では列車を止める温度でなかったため止めないまま走行し、止めなければならない高温に達したと同時に脱線したそうです。
この経緯から、列車を止める温度の見直しが協議されているそうですが、決定権は鉄道会社にあるようです。
私が驚いたのは脱線した貨物車の、連結車両の数です。
それはなんと149車両を引っ張るというもので(脱線したのは約40車両)、この貨物車は長さは単純計算で約3キロメートル以上にもなる貨物車なのです。
しかし、アメリカでは7キロメートルに達する貨物車も走っているそうですから驚きます。
ただ異常に長くなる理由には、人件費節約という意味合いもあるらしいです。
こんなのが日本で走ったら、踏切でどのくらいの時間を待つことになるのでしょうか。
いずれにしても、さすがアメリカです。
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コメント
へええ、さすがアメリカ。日本だったら駅間は1キロのところもあるし、2キロ、3キロ、平均4キロ位でしょうか。
大陸鉄道、という感です。
それにしても、こんな毒性のある列車を3キロもの長さで引っ張るなんて、危険性を認識していないのでしょうか?
投稿: へこきあねさ | 2023年2月24日 (金曜日) 17:35
>へこきあねさんへ
認識しているようですが、許可されるようですね
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月24日 (金曜日) 18:06
想像はしてましたが、そんなに長いとは思いませんでした。
しかし1台の機関車で牽引出来るのかな~
それとも重連かな?
投稿: もうぞう | 2023年2月25日 (土曜日) 19:11
>もうぞうさんへ
それが、たった1台でけん引しているのです。すごい馬力です
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月26日 (日曜日) 08:04