戸籍の名前にフリガナが義務化
報道で知っている人も多いと思いますが、政府は戸籍の名前のフリガナを義務化する方針であることが発表されました。
これは、マイナンバーカードなど個人情報のICT化の一貫作業のようですが、日本人の氏名の漢字は読みにくいのが多すぎる現状では遅すぎるくらいです。
過去の記事でもアップしましたが、後世になって明治時代の文豪として名を遺す森鴎外氏の子供や孫の名前↓
- 於菟(おと) ; オットー
- 茉莉(まり) ; マリー
- 杏奴 (あんぬ);アンヌ
- 不律 (ふりつ);フリッツ
- 類(るい) ;ルイ
- 真章: マクス(鴎外が命名)
- 富 :トム (鴎外が命名)
- 礼於 :レオ
- 樊須: ハンス
- 常治: ジョージ
- 爵 :ジャク
これらの名前を、明治時代の役人はどう読んだのか?また読むことができたのか?は不明ですが、現代でもフリガナが無いと正しくなんてとても読めるもんじゃありません。
私のも名字もフリガナが無いとほぼ100%の確率で、正しく読んでもらうことはありませんので、戸籍届時のフリガナ義務化は大賛成です。
私たちとしては、その準備段階のフリガナ確認通知書が届くのを待つのみです。
ただ、フリガナ義務化の法が成立し施行される予定の令和5年度(2023年4月)からは、全国の役所では国民全員の戸籍にフリガナをつけるという大変な作業に追われる可能性が高く、役所では人事異動などでその担当にならないことを祈っている職員が多いかもしれませんね。
そして、全国で入力ミスも相次いだり混乱することでしょう。
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コメント
気が付きませんでした。これは大変そうですね。最終的には、自然体ですかね。
投稿: ひで | 2023年2月 4日 13:24
古い人間(老人)は、しなくてもいいように思いますけどね~
投稿: もうぞう | 2023年2月 4日 18:32
>ひでさんへ
最初にこれを目にしたときに、新たな申請からかとおもいましたが全国民と知って驚きました
>もうぞうさんへ
そういう考えも出ますよね。
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月 4日 20:13