口の利き方、物言い
「話し方」の類異義語、日本語には本当にたくさんあります。
「しゃべり方」、「物言い」、「口の利き方」、
「話の仕方」、「言い方」、「語り方」、
「語り口調」、「言いよう」、「言いぶり」、
「言い回し」・・・・
同じ意味ではありますが、使う時のその人の心情・思いに違いがあり、それはその人が聞き感じた言葉の良し悪しで変わりますね。
これは、私が通う某大学付属の歯科病院の医師らの言葉遣いで「気分が悪い」と感じた体験です。
まずは、私の治療席の近くで治療中のが聞こえたものです。(※同院は、各科ごと同時に10人以上の治療が可能)
担当は3~40代の男性医師(30~40代)が、高齢者の患者に対し歯磨きの指導をしていた時の言葉遣いです。
男性医師「ほら、やってごらん」
他人事ながら、イラっとしてしまいました。患者は子供じゃないです。
この場合は年上の人でもあり、患者さんなのですから「やってみてください」が適切な言い方でしょう。
つぎは私が治療しているときに、担当医(30~40代)に付いた女性の研修生(20代)の場合です。
担当医「〇〇〇(治療器具)を取って」
研修生「なぁ~に?」
担当医「・知らないんだね。いいや」
この「なぁ~に?」には、本当に驚かされました。
この場合は、知らないなら「それは何ですか?」、もし聞こえなかったなら「すみません。もう一度お願いします」が適切でしょう。
大学付属病院ですから、将来は開業したりして患者と接するようになる、いわばサービス業に携わることになる方々は技術だけは無く言葉遣いも身に着けるべきでしょうし教えてやるべきでしょう。
そんな思いがよぎったのは、やはり年のせいでしょうか?
いや、社会人として当たり前のことですよね
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コメント
言葉使いは相手の年齢も考慮する必要がありです、タメ年に話すのとは違います。
ましてや患者さんなら丁寧にが基本です、医師どうしでも先輩や同輩に対する話し方も違って当然なのに。
社会人として未熟な人が多いんですね医師でも、その家庭の環境にもよるのでしょうかね?
投稿: JACKS | 2023年2月28日 10:43
>JACKSさんへ
医療もサービス業のひとつであるというのが、昨今の考え方です。
言葉遣いまで、覚えるべきでしょうね
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月28日 14:58
金融関係の業界紙、社長・副社長=夫人の取材を受けた時感じました。自分の上か下かをうかがうような会話になり、以後そんな取材は敬遠するようになりました
投稿: 真島節朗 | 2023年2月28日 15:25
>真島節朗さんへ
聞いただけで、その時の嫌な感じが想像できます
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月28日 17:30
「××さん」
だったのが、「××さま」と言い換えている病院があります。
それはそれで結構なのですが、他の大事なところが出来ていなければまずいよな。
投稿: もうぞう | 2023年2月28日 19:39
>もうぞうさんへ
過剰な言い回しは、「ここは・・?」と技量を疑いたくなるのも人情ですね
投稿: 玉ヰひろた | 2023年3月 1日 12:25