それって節電効果はあるのか?
今朝の朝のワイドショー(テレ朝系)で、投稿されたある家庭の1か月あたりの電気代の値上がりの激しさについて取り上げられました。
その金額は、前々年は1ヵ月の電気代が約2万円弱、前年は値上がりし約3万円台になり、そして使用料はほとんど変化がないのに今回の1ヵ月あたりの電気代は4万円を突破し、前々年の倍以上になったという悲惨なものでした。
その現状で、またさらに電力会社は値上がりを申請しているのでどうにかしてほしいというものでした。
番組では、電気代の値上がりは燃料費の高騰の原因もあるが、電力会社の原発再稼働の思惑も見え隠れする気がするという意見が出ました。
また、政府による電気代値上がり対策が、かえって値上げをし訳させているのではないかという指摘も出されていました。
そのうえで、家庭ではどうしたらいいのかという、ある専門家の暖房の温度設定を下げるとか待機電力を減らすとかなどの、よく言われている節電方法が紹介されされました。
しかし、その節約できる金額は・・・「年間で、3千円」とか、「年間で、2千円」とかいうものです。
投稿された家庭の電気代の値上がり金額は1ヵ月で2万円以上、つまり年間では約26万円以上にもなる値上がりです。
26万円に対し、不自由な思いをして必死に節電しても節約可能な金額が5~6千円では、節電をやってもやらなくてもほとんど変わりがないのではないかと思ってしまった放送でした。
これでは、節電で不自由な思いをしてストレスばかりが増えてしまう気がしましたが、番組MCのH氏はそれには触れずに話題が変わってしまいました
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コメント
相次ぐ値上げラッシュで節約が追いつきませんね。
投稿: 吉田勝也 | 2023年2月 3日 12:03
>吉田勝也さんへ
追いつくどころか、差が広がる一方です。
投稿: 玉ヰひろた | 2023年2月 3日 15:02