東北で最も長い橋が完成
福島県を源流として流れる「阿賀川」は、新潟県に入ると「阿賀野川」と名称が変わって日本海にそそぐとても長い河です。
そして、この阿賀川が通る川沿いは越後山脈になり豪雪地帯であり道も険しく、昔から旅人には難所のところでした。
それゆえに何十年にわたり道路の整備が行われてきた経緯があります。
福島県下郷町で整備を進めている、国道118号小沼崎バイパスもその一つです。
その小沼崎バイパスが阿賀川の渓谷に架かる「下郷大橋(しもごうおおはし)」の本体工事が完了したことが今日の朝刊に載りました。
「下郷大橋」はコンクリート製で「長さ=342.5m、アーチ部分は200m」というもので、県によると、コンクリートアーチ橋としてはアーチ部分が東北地方で最長で、全国でも8番目の長さとなるそうです。(工事に要した期間は2014(平成26)年度から約9年間で工事費は約60億円。)
今後は、照明灯など付帯施設の工事を進め、会津縦貫南道路の一部として早期の供用開始を目指すらしいです。
完成すれば、秋には紅葉の絶景ポイントになることは確実です。
ただ、先にも記しましたがこの場所が2m~4mもの豪雪になった場合の冬期間はどうなるのでしょう?
厳しい自然との闘いは、まだまだ続くことでしょう。
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コメント
阿賀川、下郷から南会津、喜多方市へとつづく川ですね。
今後は観光スポットでしょうね。
行きたいものです。
冬は通れなくとも、橋の遠景をながめるだけでも絶景になりそう。
投稿: へこきあねさ | 2023年3月28日 (火曜日) 17:32
>へこきあねさんへ
たしかに絶景であることは間違いないです
投稿: 玉ヰひろた | 2023年3月28日 (火曜日) 17:38