被ばくシンポジウム
3月4日、東京電力・福島第1原発事故に伴う福島県民健康調査に関する国際シンポジウムが、福島医大放射線医学県民健康管理センターの主催によって、福島市の福島医大福島駅前キャンパスで開催されました。
シンポジウムはオンラインを併用して100人以上の参加があり、国内外の専門家が放射線の健康影響などについて、10年間の調査で積み重ねた科学的知見が発信されました。
注目されたのは、アメリカ国立がん研究所のキャリー・M・キタハラ上級研究員の発言です。
同研究員は、チェルノブイリ原発事故と比べ、放射能放出量が少ないしヨウ素欠乏症の人が少ない点などから
「福島第1原発事故による被ばく線量は低く、健康影響を引き起こすとは考えにくい」
との見解を示しました。
地元の「福島医大医学部災害こころの医学講座」の前田正治主任教授は、悩みを話せる相談先がない被災者が数千人おり、健康面でも課題を抱えているという調査結果が発表されました。
だいたい思った通りの内容に思いましたが、やはり私たちは研究材料にになっているんだなという思いを強く感じてしまいました。
ただ、それが今後の役に立つのなら悪くは無いかなとも思いますし、なんとも言えない気分です
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コメント
こんばんは。
・「文章」を読んで。
この問題、本当に解決するまで時間が掛かりそうですね。
(すいません、この様な答えで恐縮ですが)
投稿: H.K | 2023年3月 5日 21:19
>H.Kさんへ
わたしは解決しないのではなか、と思っています。
投稿: 玉ヰひろた | 2023年3月 6日 08:04