県内上場企業の本社が県外移転で騒ぎ
今日の朝刊の1面見出しに取り上げられたのは、郡山市に本社を置く「ゼビオ」が本社を栃木県宇都宮市に移転するというものでした。(宇都宮駅西口の前に本社ビルを建築予定)
移転を決めた理由は、同社の機能の分散化という考え方と、宇都宮市の官民挙げての誘致活動とが一致したからのようです。
同社は同じく郡山市に本社を置く東証プライム上場の「ゼビオホールディングス」の子会社ですが、全国で大型スポーツ専門店『スーパースポーツゼビオ』、『ヴィクトリア』、『ゴルフパートナー』などおよそ180店舗を展開し、ゼビオホールディンググループ全体の約70%の売り上げを占める同社の中核子会社です。
そして福島県内の経済の中心的な企業の一つであり、商工業協会などが雇用や県内経済への影響が考えられ、財界や商工会は「福島県の対応が悪いのではないか?」など大きなショックを与えました。
「ゼビオホールディングス」の本社は移転しないようですが、商工関係者からは全部移転するのではないか?と懸念の声が出ているように先のことは不明です。
昨年、プロサッカーリーグのJ3に新規昇格し1年で初優勝を飾って、今年からJ2に昇格して戦っている福島県の「いわきFC」は発足以来ゼビオが中心的なスポンサーを担っていますが、影響がないことを願いたいです。
| 固定リンク | 0
コメント