食料の輸入に対して不安と思うか?
日本政策金融公庫が20代~70代の男女2000人を対象に、「日本の将来の食料輸入」に関して消費者動向調査を行った結果が発表されました。
- ある程度不安がある=53.8%
- 非常に不安がある =25.7%
- あまり不安はない =16.6%
- 全く不安がない = 4.1%
見た通り、約80%(79.5%)の人が「不安がある」と回答しています。
その理由の一番は「ウクライナ戦争」で知った、「国際情勢の変化によって食料や生産資材の輸入量や価格が大きく変化する」という現実だと分析されました。
そんな事情の中、国内の生産物も感染症で大量の家畜処分ということが、食糧事情に大きな変化をもたらしています。
昔から「食い物の恨みは怖い」とか、「衣食足りて礼節を知る」といわれるように、空腹は大東亜戦争(日中戦争と太平洋戦争を合わせた名称)の発端にもなったように人間の心を恐ろしいものに変えてしまいます。
日本政府は、いや 世界の首脳たちは今こそ結束すべきなのに、その食料や資源を奪い合うのが現実であり人間界の歴史です。
それも人なり それが人なり でしょうか。
市川雷蔵主演の時代劇「眠狂四郎」のなかで、眠狂四郎が狂信集団と戦う時に言い放った名台詞があります。
「人は、神が作ったのではない。人が神を作ったのだ」
人は恐怖や不安の中で「神・仏」というものを作り出しましたが、やはり最後は「神頼み」なのでしょうか。
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