MCTオイルは健康に良いが火傷するかも・・
テレビで「MCTオイル」という耳慣れない食用油の話題が報道されていました。
MCTオイルとは、中鎖脂肪酸100%でできている食油で、大豆油やオリーブオイルなどの比較的なじみのある油に含まれている長鎖脂肪酸よりも分子が小さいため、水に溶けやすく分解されやすいため早くエネルギーに変わるのが特徴があるそうです。
MCTオイルは母乳にも含まれており、比較的安心して摂取できるため、食が細くなったり油の消化吸収が低下している患者さんなどの栄養補給に病院などでも使われているようです。
そんな体に良いオイルが、使い方によっては危険が生じることがあり注意が必要だというのです。
発砲スチロール容器のカップ麺、それにこのMCTオイルを混ぜて熱湯を注ぐと、中の汁がさらに高温になり容器が熱に耐えられず融け、汁が出て火傷する事例が増えているというのです。
この事例は、同じく健康オイルと知られる「えごま油」などでも発生しているそうです。
元々カップ麺には「中に含まれる以外の油は入れないでください」という注意書きがあるそうで、メーカーでは前から知っていた可能性もあるようです。
そんな注意書きまで読む人はいるでしょうか?それでも、火傷したら自己責任なんでしょうね
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