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2023年5月の31件の記事

2023年5月31日 (水曜日)

自民党の思うがままに延長が可決

原発の可動期限は、現在「原則40年。最長でも60年まで」とされていました。

しかし、ほぼ無制限に延長可能となる「60年超」運転を可能とする「GX(グリーントランスフォーメーション)脱炭素電源法」が、5月31日の参院本会議で与党や日本維新の会などの賛成多数で可決成立しました。

さらに同じ日、2065年までとしていた高速道路の料金徴収期限を50年延長し、2115年までとする改正道路整備特別措置法などが、5月31日の参院本会議で可決成立しました。

高速道路の料金徴収期限は、最初に2050年までとしていたのを2065年までに延長された経緯がありますが、この改正法によって半永久的に料金徴収が続くことになったという記事内容を多くの紙面が掲載しています。

与党の原案は全部成立し、野党案はすべて否決されるのが常識となってしまった日本の国会、それはまるで独裁共産国家のようです。

なんども言っていますが、衆議院だけは「中選挙区制」に戻すべきです。

そして、できれば参議院は廃止し「都道府県知事会議」をそれの代替えればいいと思います。

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2023年5月30日 (火曜日)

あまりにも極端すぎのる中国

中国は多くを(主にアメリカ)輸入に頼る、米・小麦・トウモロコシ・大豆などを国内での生産する方針を決めました。

急増する国内消費に対し国内自給率が急激に低下している問題の解決するためですが、作物を大々的に生産する県への奨励をしたりと推進するなどの対策も始めたようです。

一見すると、素晴らしい政策のようですが・・

今日のテレビに映し出されたのは、もう少しで収穫ができるほどになった畑バナナの苗やショウガ畑で、容赦なく引っこ抜く役人に泣き叫びながら必死に止めようとする農家の女性の姿でした。

つまり、国(共産党)が推奨する作物以外は無駄な作物として廃棄させ、そこに小麦やトウモロコシなどの穀物類を強制作付けさせるという異常な役人たちの行動なのです。

「ゼロ コロナ」の時と、まったく同じ手法です。

食い物の恨みは恐ろしい、このままでは「反 習近平」の暴動が起きる・・・

いや、起きないですね。

 

 

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2023年5月29日 (月曜日)

電動の車両

東京都の小池知事は

「都は、CO2を排出しない都市、ゼロエミッション東京に向けまして、2035年までに都内で新車販売される二輪車を100%非ガソリン化することを目指しております。EVバイクの普及を進めるに当たりましては、まずは皆様方にその魅力を体感していただくことが一番かと存じます」

というコメントを発表し、
きょうから東京都は「電動バイク」のシェアサービス(30分330円)で、お台場と有明の合わせて3か所に貸し出しと返却ができるポートが開設され運用が始まりました。

東京都は、2030年までに二酸化炭素の排出量を半分に減らすことを目標にしていて、電動バイクが今後広く活用されるよう順次ポートの場所を増やしてい行く計画のようです。

ホンダも、水素燃料と電動で動走行するイブリット車でF-1に復帰しました。

地方自治体や民間企業では脱炭素の現実化が進んでいるようですが、国家単位だとそれは進んでいるとは言い難く、与党はもちろんですが野党の議員の方々は「解散総選挙」で頭がいっぱいのようにしか、
わたしには見えません。

ただ、前にもアップしましたが、
地球温暖化については「温暖化の環境では、(何千年、何百年単位で)二酸化炭素が増えている」という事実が在るだけで、
根本原因は「二酸化炭素が増えると温暖化になるのか?。それとも、地球温暖化すると二酸化炭素が増えるのか?」というように、
まるで『鶏が先か?卵が先か?』のように、専門家の間でも意見が分かれていることを私たちは知っておくべきでしょう。

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2023年5月28日 (日曜日)

現金に目がくらんだ魔が差したで済む?

東京都三鷹市に在る三鷹署の交番勤務の警察官(20代)が、同市内の民家に侵入し現金約600万円などを盗んだ疑いで逮捕される事案が発生しました。

侵入された民家は、前日の夕方に1人暮らしの60代男性が自宅で死亡している(病死)との親族からの通報を受けて、容疑者と同僚署員がいち早くそこに駆け付現場確認の任務をこなし、そのときに1000万円を超える現金が保管されていることを認識し翌朝に犯行に及んだようです。

同日午前11時半ごろ、男性の親族が現金が無くなっていることに気付いて通報し事件が発覚したようです。

魔が差したでは済まない行為ですが、同じようなことが原発事故で避難指示になった福島県の双葉郡の地域でも消防署員による同じ犯行がありました。

現金がある=誰も見ていない=悪魔がささやく、そして犯行に及び取り返しがつかなくなり、若い職員の人生が変わってしまうのです。

人は弱いものです。

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2023年5月27日 (土曜日)

長野の殺人事件は

長野で起こった殺人事件はまだその真相は分かっていませんが、猟銃の所有資格に関してはどうしようもない気がします。

わが村では猟友会が高齢化で減少したため、害獣駆除の苦肉の策として村長と村役場の職員が集団で資格を取った経緯があります。

つまり、公務員が猟銃を所持していることになりますが、「公務員が所持=安全か?」と、問われれば「安全です」とは言い切れるでしょうか?

そして、犯人が言っていることで気になるのがもう一つ、殺された2人の女性が「自分の悪口を言っていた(?)」ということです。

2人の女性は仲良しで悪口などいう人たちではなかったようですが、毎日おしゃべりしながら歩くのが常だったそうです。

私から見ると女性たちの当たり前の光景ですが、犯人とは親子ほど離れた若かさに加え引っ込み思案でおとなしかったらしい彼には、その様子に「陰口を言っている」と誤解を感じさせるしぐさもあったのかもしれません。

犯人はその方たちと話したり挨拶はしなかったのでしょうか?

たぶん、できなかったのかもしれませんし、もしかすると、女性たちからもあまり話しかけたり挨拶もなかった(?)のかもしれません。

だとしたら、なんとも不幸なめぐりあわせの事件です。

 

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2023年5月26日 (金曜日)

東北でもミカンが育つ町がある

温暖化は悪いことだけとは限りません。

地球の温暖化によって、東北なのに福島県でもミカンが畑で栽培可能になっています。

ミカンが育つのは、福島県でもさらに温暖ないわき市や広野町などですが、広野町(ひろのまち)では「ミカンが育つ温暖な福島県広野町を発信しよう」という取り組みが始まっています。

このほど同町内に在る「ふたば未来学園中」の生徒が地元のミカンを使ったスイーツを考案し、商品化され6月1日からいわき市のスーパーマルト平尼子店で販売されることが決まりました。

3年生の山本樹さん、室井郁さん、山本あこさんが総合学習の地域探究活動の一環として、町内で栽培されたミカンの魅力を発信するための商品開発をマルトのバイヤーと試作を重ねに取り組んできたそうで、販売されるのは「広野みかんオムレット」「広野みかんがいっパイ」の2種類のスイーツだそうです。

「ふたば未来学園」といえば、バドミントンで何度も全国制覇した強豪校で、あの日本代表の桃田選手の母校でもあります。

こんどは「ふくしまミカン」でも名が知られるといいですね。

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2023年5月25日 (木曜日)

インフルエンザ、結核、梅毒が

世間はコビッド-19感染しかないように報道されているのですが、福島県が24日公表した感染症発生動向調査週報(15日~21日)にはとても気になる感染症と感染者数が発表されました。

  • インフルエンザ患者=286人(前週より116人増)
  • 結核 感染者=1人(70代男性)
  • 梅毒 感染者=2人(20代の男女各1人)

インフルエンザ患者は県内82カ所の定点医療機関から確認されたもので、福島市、県北、郡山市、県中、県南、会津、相双の各保健所管内で小流行と判定されたようです。

インフルエンザ感染数は元に戻り始めているのかな?と思われますが、
古くからの感染症の結核や、昨年から急増し問題になりつつある梅毒という感染症が、県内でも発生している事実に言い知れない不気味さを感じさせられました。

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2023年5月24日 (水曜日)

イノシシ回避に唐辛子を撒いたら

ジャガイモの葉がかなり茂り始め、もう少しでイノシシ被害が懸念される時期になってきました。

今年も害獣回避ライトやネットを張りましたが、それに加えて唐辛子も早めにばらまきました。

我が家の唐辛子が、昨年は大量に採れたので今回はいまだかつてないほど広範囲に大量にまき散らしました。

ところが、そのトウガラシの効果が表れる前に、撒いている私の方に出てしまい途中からクシャミの連発、鼻水、そして咳が止まらなくなってしまいました。

たまらずマスクをしたのですが、今度は顔がヒリヒリと痛くなりと大変なことになりました。

恐るべし、サヤトウガラシの効果ですが、イノシシにも同じくらい、いやそれ以上の効果が出ることを願いました。

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2023年5月23日 (火曜日)

韓国の調査団が福島に

韓国の原発などの専門家らで作る調査団が、福島県にある東電福島第一原発へついにやってきました。

その結果はともあれ、安倍政権下では国交がほぼ停止状態だった両国間で対話ができるようになったことだけは素晴らしいことだと思います。

対話が亡くなったら最悪のことへ進むことの方が多いことは、ウクライナや朝鮮半島状態など内戦中の国家を視ればよく解ることです。

どのような説明を受けたのか、どのようなものをどういう風に目にしたのか等、まだ発表がなされませんが福島県民として非常に興味があります。

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2023年5月22日 (月曜日)

黄色信号では止まる?それとも

「黄色信号」は止まれですが、
どのくらいの車が黄色信号で止まるかをJAFが調査したところ、ドライバーの内「幹線道路=97%。住宅街=93%」割合で止まらないという結果が出ました。

止まらないその原因は、はっきりしています。

>道路交通法施行令第2条の一部の但し書き・・

黄色信号で、車両は停止位置を越えて進行してはならない。(止まれ)
ただし、黄色信号が表示された時において当該停止位置に近接しているため安全に停止することができない場合を除く。

この但し書き文をドライバーが都合よく拡大解釈され、それによって「黄色=注意」という誤解が生れてしまっているからです。

但し書きに一番近い言葉となれな「黄色信号=原則止まれ」になるのでしょうが、それも正確に言えばそれも拡大解釈なのでしょう。

いまさらですが、この誤解を頭に入れておきたいものです。

 

おまけ

日本の信号を英語にすると

  • 赤信号=レッド・ライト
  • 黄信号=イエロー・ライト
  • 青信号=グリーン・ライト

なぜ日本だけグリーンライトが青信号になったのか?

それは昔の人は、緑色を「あお」という言い方をしたので、呼称を色を変えずに「青信号」と変更したからです。

後に、子供らが信号機がみどり色なのに「青信号」という言い方は変だとなり、こんどは信号の色を「青」に変えて今に至ります。

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2023年5月21日 (日曜日)

韓国大統領が史上初の謝罪の面会

G7広島サミットのゲスト(拡大会合)として出席するため来日している韓国の尹錫悦大統領が、19日(金)に在日韓国人の広島の被爆者の方々を広島市内のホテルに招待し

「皆さんが(被爆後)大変な時に、国が一緒にいられなかったこと、韓国大統領として謝罪が遅くなったことを深くお詫びする」

という風な言葉で、韓国の支援が十分でなかったとして頭を下げ謝罪しました。

韓国の大統領が在日韓国人の被爆者らと会うのは史上初ということで、広島訪問を歓迎する声も上がったということです。(※原爆で亡くなった朝鮮半島出身者は、2万人以上に上ったともされる

招待された出席者の一人は「今日は夢を見ているようだ。」感激の言葉を言ったそうです

その一方で、きょう予定されている日韓首脳の韓国人原爆犠牲者慰霊碑への訪問に合わせて来日した韓国に住んでいる被爆者らは、尹大統領との面会を希望したのに韓国政府から返事はなかったらしく、「同じ被爆者なのに、差別されているようだ」などと強い不満を示しているようです。

ただ、これは単純に日程が合わなかっただけのように感じました。

これもG7サミットが広島で行われたことで起こった相乗効果かもしれず、これだけでも今回の新たな成果のように思います。

そして原爆資料館を視た首脳たちは、こう思った人が多かった気がしました

「こんな恐ろしい武器を使用されたら終わりだ。抑止のために、やはり自国も核は保有すべきだ」

違うかな?

それにしても、ロシアは「ウクライナ戦争は西側(アメリカ)が始めたもの」という主張をいまだに繰り返すのを視るにつけ、終戦の糸口は全く見えないと強く感じてしまいました。

先日再放送されたランボーシリーズ3「怒りのアフガン」(1988年上映)のワンシーンを視てゾッとしました。

アフガニスタンのロシア軍の捕虜となったランボーの元上官と、尋問するロシア軍の隊長のやり取りのシーンです。

ロシア軍隊長
「ロシアは平和を望んでいるのに、なぜアメリカは戦いを続行・支援するのか?」

ランボーの元上官
「これは、ロシアが始めた戦争じゃないか。」

ウクライナ戦争と全く同じだったのです。

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2023年5月20日 (土曜日)

G7会議のゲストのオオトリは

お隣中国では中央アジア首脳会議が行われ、日本では記念の「ソメイヨシノ植樹」が行われましたが、中国の習近平氏らは「ザクロ植樹」を行って対抗(?)したようです。

そのG7広島サミットのゲストには、ロシアよりのブラジル、ロシアからの輸入を増やしているインドの首脳も招待されていましたが、最後に遅れて到着したのはウクライナのゼレンスキー大統領となりゲストの首脳らの対応が注目されます。

ゼレンスキー大統領が利用した飛行機が次期オリンピック開催国のフランスの旅客機であることも含め、岸田総理の電撃ウクライナ訪問の時から何らかの計画が進行していた可能性はあります。

いずれにしても、このゼレンスキー大統領の訪日によってウクライナ戦争に変化が起こったら岸田政権の大手柄であることは間違いありません。

情勢は、動くのでしょうか?

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2023年5月19日 (金曜日)

黒い海 船は突然、深海へ消えた

2008年(平20)6月23日、福島県いわき市小名浜の水産会社「酢屋商店」が所有する第58寿和丸(すわまる)が、千葉県の犬吠埼から350キロ沖の太平洋上で沈没、乗組員の内3人が救助され4人が死亡し13人が行方不明になる事故が発生しました。

この事故調査を行った国土交通省運輸安全委員会は、2011年(平23)4月、沈没の原因を「漁具が右舷側沈没事故に寄って積まれ船体が傾斜している中、大波が連続して打ち込んだため」と結論を発表してこの沈没事故調査は終了しました。

ところが、
所有者である酢屋商店の関係者や助かった同船の乗組員からは「他船の衝突などの可能性がある」という調査結果に対する指摘がなされ続けたのでした。

現場で見た「事実」を国に伝えても聞き入れてもらえなかった生存者の無念さ、そして所有者の酢屋商店社長野崎哲さん(68)の苦悩に共感し、フリージャーナリスト伊沢理江さん(43)が徹底した取材を通して書いた「黒い海 船は突然、深海へ消えた」(講談社)という本が、「大宅壮一ノンフィクション賞」に選ばれことが今日の地元紙の朝刊で紹介されました。

伊沢さんは取材をする中で「結論を出さなければならない」という運輸安全委の理屈があり、生存者らの思いと離れた報告書が仕上がったのではないか?とし、
同じように「組織の論理」が物事を覆い隠す構造はあらゆる分野にあるとし、受賞作が「不条理に苦しむ多くの人々の希望となることを願っている」という思いを語ったそうです。

運輸省が結論付けた2011年4月といえば、東日本大震災が発生した直後でもあり省庁にも事情があったのかもしれません。

ただ、この沈没事故に関して全く記憶が無いのは、どういうことなのでしょう?

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2023年5月18日 (木曜日)

たった ‘2分’ がニュースになる

昨日の5月17日の午後に起こったことです。

JR東日本東北が運行するJR磐越西線の、同日午後3時19分野沢駅(西会津町)発、同4時15分会津若松駅(会津若松市)着のワンマン列車が、途中にある喜多方駅(喜多方市)を、定刻の時刻表より2分早く発車してしまったというものです。

運転した40代の男性運転士が駅の信号機が出発可能になっていたことから、発車時刻と思い込み列車を発車させてしまったことが、そのトラブルの原因のそうです。

その2分早かった発車のため乗車できなかった利用客(4人)があり、その人たちからの申し出でこのミスが判明したようです。

JR東日本は、乗車できなかった4人をタクシーで下車予定の駅まで送り届けるという対処をしたようです。

運転士のミスによるものですが、たった2分遅れたくらいで乗り遅れるほどギリギリに合わせる乗客のほうもどうかと思います。

喜多方市といえば、約4,000棟の蔵と、120軒ほどのラーメン店があり日本三大ラーメンの一つに数えられている喜多方ラーメンで知名度も高く観光客も多いので、列車慣れした都会の方々も多いのでこういうことが起きたのでしょうか?

不明ですが、列車に毎日乗っている人はこんなものなのでしょうかね。

列車に慣れないため、発車予定時刻よりかなり早くいってしまう私にはちょっと考えられない利用客の行動です。

いずれにしても日本らしい(日本だけ?)列車のトラブルです

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2023年5月17日 (水曜日)

値上げと言わず「見直し」と言う、その心は?

我々が使用している電力会社である東北電力の樋口康二郎社長(福島県国見町出身)から、5月16日に「規制料金」の値上げに伴い、一部の家庭などが利用している「自由料金」も6月1日の使用分から見直す方針であることが発表されました。

「自由料金」は昨年11月に値上げや燃料費調整制度の上限を廃止するなどの見直しが行われたばかりですが、それを受けての今回の自由料金の単価見直しになったようです。

東北電力の話は

「新たな託送料金の変動分を反映するほか、夜間単価を設定している料金プランは昼夜間の単価差が見直される。」

「自由料金は使用状況によって値下げの場合もある。」

「詳細はあらためて知らせる」

ということのようですが、どうもよく解りません。

ただはっきり解るのは、「値上げ」とは言わず「見直し」という、まるで与党政治家やお役所的な言葉が遣われているところだけでした。

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2023年5月16日 (火曜日)

肥料価格の高騰対策は”人糞”?!

肥料価格の高騰とそれが収まる見通しが不透明だとして、国内の農業用に下水処理過程で発生する「下水汚泥」の利用拡大を強力に推進していることを知っているでしょうか?

「下水汚泥」というのは豊富な微生物と有機物、チッ素・リン酸成分の塊のため、農水省(利用側)と国交省(供給側)の両省で「下水汚泥の肥料利用拡大に向けた官民検討会」というのを設置され論議が交わされているようです。

議題の主な内容は↓

  1. 国交省と農水省による全国的枠組みの構築
  2. 下水汚泥の安全性と肥料効果などの科学的データーの蓄積
  3. 国家の財政支援
  4. 公定規格やブランド化
  5. 下水汚泥肥料利用の倍増を2030年までに達成する

難しい話が並べられていますが、平たく言うと昔の農家で普通に行われていた「人糞肥料」に回帰しているということではないでしょうか?

古い人間の私には、人糞肥やし=寄生虫というのがすぐにイメージされますが、現在はそれどころじゃないくらい不安な思いに駆られますが・・

悪い病や薬などが増えた今、安全性は本当に大丈夫なのでしょうか?

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2023年5月15日 (月曜日)

100円ショップの見方が・・・

きょう、近くに何店舗かある100円ショップの内の一つ、ダ○○ーに行ってきました。

目的のものはすぐに見つけましたが、100円ショップは見て歩くのも楽しいので、いつものようにしばらく店内をめぐって歩きました。

そこで思ったのです。

以前はスーパーで88円とかで売っていて、現在は相次ぐ値上げで120円ほどになっているのが当たり前になった昨今ですが、100円ショップは同じ商品をそのままで販売されているのに気が付きました。

こんなに100円ショップの安さが強く感じたのはきょうが初めてで、一緒に行った妻にそのことを言ったら「ほんとうにそうだ」と共感していました。

100円ショップの企業努力は、大したもんだと感じてしまいました

それと同時に、「他のスーパーでは便乗値上げもあるんではないか?」などという疑念もちょっと出てしまいました

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2023年5月14日 (日曜日)

「サポカー限定免許」って知ってる?

5月13日に福島県内では、猪苗代町のコインランドリーに、同町の70代男性が運転する乗用車が突っ込むという事故が発生、さらに同日に白河市では60代女性が運転する乗用車がコンビニに突っ込むという事故が相次いで発生しました。

さて、その事故が発生した1年前の2022年5月13日に、全国で高齢運転者による重大事故が相次ぐのを減少を期待し、ペダル踏み間違いによる急加速抑制機能など先進技術を搭載したサポカーへの乗り換えを促すため「安全運転サポート車(サポカー)」限定免許という制度が施行されました。

ところが、導入から1年となる今月11日現在、福島県内の「サポカー限定免許」の取得者はたったにとどまっていることが報道されました。

普及しない原因として、警察や関係機関は免許変更の有用性を十分にPRできず、利用が低調とみているようです。

私もこの免許の存在を知らなかったのですから、確かにPR不足ではあると思いますが、もっと違う原因があります。

わが地域のような農家が多い地域では、運転するのは乗用車の他に、農作業としてトラック・軽トラック、乗用トラクターなど複数の車両を運転するのが常識だし、そうでないと仕事になりません。

もし、サポカー限定免許にしてしまうと、それら全部がサポート機能が付いているか、サポカーの乗用車しか運転ができなくなってしまいます。

運転したら条件違反で取り締まり対象になってしまいますから、限定免許を取得しようと思う人はいないと思います。

そのことを関係者は考えているのでしょうか?

あまりにも安易な法改正だと思います。

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2023年5月13日 (土曜日)

竹酔日(ちくすいじつ)

中国や台湾の旧暦の一つである「農暦」の5月13日(2023年は6月30日)は、「竹酔日(ちくすいじつ)」と呼ばれてきた日になるそうです。

地下茎で繁茂し、半年ほどで立派な竹になる生命力旺盛なのが竹ですが、なぜか移植が難しい植物でもあります。

ところが、
この日・5月13日は竹が酔っ払って前後不覚となって何をされても気づかなくなるというので、竹の移植に適した日だとして「竹酔日」と名付けられたそうです。

その真意は不明ですが、日本ではこの日に竹から生まれたかぐや姫が月に帰った日になっているそうです。

竹が酔う、かぐや姫、どちらもおとぎ話の世界ですが、古の人は何かを伝えている話なのかもしれません。

それが何なのか?
想像もつきませんが、なんともロマンを感じる話であることは確かです。

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2023年5月12日 (金曜日)

今日は「国際看護師の日」

きょうは、「国際看護師の日」という記念日になっています。

これは国際看護師協会 (ICN) が、ナイチンゲールの誕生日にちなんで1965年(昭40)に制定されたものです。

日本では当初「国際看護婦の日」としていたようですが、2002年(平14)に「看護婦」という言い方が男女平等を基に「看護師」という呼称に変更されたのにあわせて、記念日も「国際看護師の日」と同じ名称に改称され現在に至っているようです。

以前にもアップしましたが、ナイチンゲールの偉業は、それまでは下働き・下女扱いだったのを看護師という身分と職業に確定したこと、そして病院の病床の数やスタッフの数を経済学的(数学教師らしく)に確立したことです。

つまり、現在の医療体制の基礎を作った女性であります。

コビッド-19のパンデミックが起こっても、何とか医療が持ちこたえたのはナイチンゲールのおかげでしょう。

そんな大事な記念日の今日ですが、恥ずかしながら私は知りませんでした。

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2023年5月11日 (木曜日)

ミツバチが群がる白い花は

今週の朝方は10℃にもならない寒さですが、日中は25℃ほどにもなりモッコウバラも満開になりました。

しかし、ミツバチなどが激しくは音を立てて集まっていたのこの花でした

Img_4107

今が盛りと白い花が咲いている、レッドロビン(ベニカナメモチとも言う)の木です。Img_4108

この木は新葉が赤くなるため、どちらかというと観葉植物の印象が高いですが、小さな白い花がアジサイのように咲き出すととてもきれいなものです。

今年も、綺麗に咲いてくれました。

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2023年5月10日 (水曜日)

防衛費増額の財源は復興予算?!

テレビの報道を視ていたら、政府は防衛費の増額の財源を東日本大震災の復興のために設けた税収を充てる考えであるようです。

立憲や共産は即反発し、委員会は散会になったようです。

確かに復興予算は以前の様子に復興するだけじゃなく、それに乗じて震災前を上回る環境づくりを行っているように見えます。

ただ、その一方でいまだに全く手つかずの復興のめどが立っていないところも多数存在していることも確かです。

防衛費というのは、家に例えれば屋根や外壁などにあたるようなもの、これが壊れていたり無かったり貧弱だったりしたら人は住めません。

それに対し野党が強化を求めるのは、屋内の家財・家具・衣料・水道・電気・光熱などの設備のことでしょう。

暮らすにはどっちも大事であり、重要なのは優先順位です。

政府は、復興予算より防衛費を優先し用とする理由を、丁寧じゃなくていいですから‘わかりやすい言葉’で説明してもらいたいものです。

 

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2023年5月 9日 (火曜日)

福島県では、車上荒らしが多発?

このほどJAFが、「駐車中、車が犯罪被害に遭った経験があるか?」という題でアンケートをとった結果を発表しました。

そこで「何らかの自動車の犯罪被害に遭遇した経験がある」と回答した人は、JAF会員全体の3割以上にあたる32.9%(「いいえ」=67.1%)になった事実が判明しました。

さらに、
都道府県別の全国平均を大きく上回る35%以上の犯罪遭遇率となった府県

  1. 和歌山県(39.4%)
  2. 福岡県(38.6%)
  3. 愛知県(38.4%)
  4. 大阪府(36.8%)
  5. 兵庫県(36.6%)
  6. 福島県(35.2%)

次に、
犯罪遭遇率が多い年代

  1. 50歳代(37.8%)
  2. 60歳代(35.7%)

尚、この世代ではドライブレコーダーやスマートキーが一般化する以前の経験談も多いことも特徴だそうです。

わたしの地域の管轄警察署からの案内にも「車上荒らしに注意」というのが、年間に何度も配布されていることは確かです。

ただそれは、世間一般の風潮かな?と思ってみていましたが、福島県が全国的にも多いという事実を見せられると考え方を変えないといけないですね。

なんとも、嫌な世の中になったものです

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2023年5月 8日 (月曜日)

「父母の日」という記念日が・・

日本では今年ももうすぐに来る5月の第2日曜日が「母の日」、そして6月の第3日曜日が「父の日」という記念日になっています。

ところが、現在久しぶりに首脳会談が実現した韓国では、「父母の日(両親の日、親の日)」として毎年5月8日になっています

元々は韓国でも、1956年(昭31)から1972年(昭47)まで、韓国にも「母の日」があったそうですが、儒教特有の観念である親孝行の意識が強く残る韓国では「父の日」が無いことに抗議が起き、「父母の日」というふうに替えられ親を敬う日となったそうです。

「父母の日」は、キリスト教の四旬節(復活祭の46日前から始まる準備期間)初日から第4週目となる日曜日に両親の魂に感謝するため教会を訪れる、イギリス・ギリシャの風習にも由来するようです。

「母の日」に比べ、どうしても軽視されがち(?)な「父の日」、日本も韓国のように「父母の日(両親の日)」とした方が同じ親なのだから平等に見える気がします。

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2023年5月 7日 (日曜日)

1錠=7400円!?

明日8日から、コビッド-19感染症は「5類」に引き下げられます。

そこで一番気になるのは、
ワクチン接種については今年度(2023年4月~2024年3月)は無料になりましたが、治療薬などの医療費でしょう。

国産初のコビッド-19治療薬で、同時に保険適用了承されている飲み薬の「ゾコーバ」、これについての価格の記事を見つけました。

この「ゾーコバ」は、1回の治療に5日間で7錠を服用することになっているそうで、それをもとに計算すると↓

  • 1錠の単価は、約7,400
  • 一回の治療は、7錠 ×  7,400円= 51,850
  • 患者は3割負担で、処方箋代金は約15,000

ゾッとするほど高額です。

当面の間は公費負担になっていて、上記のような金額の自己負担は無いということのようですが、それがいつまで続くかは不明です。

低額所得者は罹患しても、耐えがたきを絶え、忍び難きをしのび、根性で治すしかないのかもしれません。

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2023年5月 6日 (土曜日)

福島県の矢吹町に王さんが来た

福島県に在る人口約1万7千人ほどの農業が主な産業の矢吹町(やぶきまち)では、「中畑清旗争奪ソフトボール大会」というのが毎年開催されています。

大会の冠名にもあるように、この大会は同町出身で元ジャイアンツで活躍し、その後プロ野球の監督も務めた中畑清さんが呼びかけて始まった大会です。

今年で第40回目になったそうで、その継続力には驚かされます。

今年は5月6日に前夜祭として「やぶき太鼓まつり」が同町の大池公園で開かれたようですが、この時に参加した特別ゲストの顔ぶれがすごかったようです。

  • 大会名誉会長で同町出身の元プロ野球巨人選手の中畑清さん
  • 元巨人選手でソフトバンク球団会長の王貞治さん
  • 元巨人選手で完全試合を達成した槙原寛己さん
  • 元巨人選手で、9年連続日本一に貢献した吉田孝司さん
  • ソフトボール元全日本代表監督の宇津木妙子さん
    ※今回の東京五輪で日本のソフトボールチームを金メダル導いた、宇津木麗華監督は宇津木妙子さん養女。

以前には、元巨人の長嶋茂雄さんもゲストとして来たこともあるそうです。

田舎の小さな町にこんなすごい人が来てくれるのは、全て中畑清さんの人徳と人脈のおかげでしかないです。

わが村にも、そういう知名度と人脈がある人物が欲しいものです。

ちなみに、わが村の名誉村民は村出身で、現在の日本看護協会会長である「福井トシ子さん」です。

そして、ペルーのマチュピチュ村の初代代表と村長を務めた「野内与吉さん」ぐらいで、どちらも全国放送では扱われた人物ですが知名度は低いです。

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2023年5月 5日 (金曜日)

能登半島の地震

節句で節分のきょう、石川県の能登を震源とする大きな地震が発生しました。

大きな地震に遇った福島県、茨城県、新潟県、もそうですが、なぜに原発の立地域と近隣に大きな地震が発生するのでしょうか?

これは、単なる偶然なんでしょうか?

なんとも、なんとも腑に落ちない私です。

石川県の被害は、明日になるともっと判ってくるでしょうが、お見舞いの心をブログにアップするしかできない私です。

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2023年5月 4日 (木曜日)

アイヌの遺骨が約100年ぶり帰国

1910~1930年代(明治後期~昭和初期)のころに当時のアイヌ民族研究者からアイヌ民族の研究用遺骨がオーストラリアへ譲渡され、2017年にオーストラリア国立博物館で保管されていたことが判明しました。

その遺骨が約100年ぶりに、5月4日に日本へ返還されることが決まったそうです。

さらに、同様にアイヌ民族の遺骨を保管しているオーストラリア・メルボルンのビクトリア博物館からも、5月6日に合わせて引き渡され、5月8日に北海道に戻される予定になっているようです。

ただ、5月4日にオーストラリア国立博物館では変換されるアイヌの団体代表らへの遺骨返還式典が予定されていたのですが、オーストラリア行きの航空便の欠航や遅延のため急きょ中止になったようです。

アイヌ差別法は、21世紀になってやっと撤廃され、「先住民」であることが認められたのはつい最近です。

同じ人間、日本人なのに、アイヌの人々をこれではまるで「珍しい動物」扱いしていたことの証を、改めて思い知らされた気がします。

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2023年5月 3日 (水曜日)

クマに襲われる

5月2日午前7時30分ごろ、須賀川市勢至堂の山林で同市内の70代男性がクマに襲われ怪我をするということが発生しました。

男性は命に別条はないということですが、福島県内でツキノワグマによる人身被害は今年初めてで、昨年より今年は2カ月ほど早い被害報告だそうです。

福島県警によると、2月に3件、4月に17件と今年に入り県内で確認されたクマの目撃件数は4月末現在20件(前年同期比8件減)の目撃情報があり、3月20日から発令中の注意報を格上げしたばかりだったようです。

これからクマが活発になる朝と夕方は入山を避けるなどが叫ばれていますが、今年は山菜の成長も早くなっていて慌てて採りに行く人も増えそうです。

クマも生態系が変化しているのも気がかりで、私を含め、注意したいものですが・・・
そこが山菜取りをする人の考え方とはちょっと違いがあって、今年もこれから被害者が増えそうです。

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2023年5月 2日 (火曜日)

令和5年の「春の土用」も終盤

きょうは、夏も近づく八十八夜にあたり、あと三日で「春の土用」が終わり立夏となります。

このブログでも何度かアップしていますが、土用=土旺用事(どおうようじ)は立春、立夏、立秋、立冬の前の18日間(19日の場合もあり)、年に4回ありります。

そして、夏の土用の「うなぎ」のようにそれぞれに食べる日(十二支)と食べる物が存在しています。

夏の土用>・・8月の立秋の前まで

  • 丑の日(うしのひ)
  • 」が付くもの
    うなぎ、牛、梅干し、馬、など
    「瓜の仲間」(きゅうり、スイカ、ゴーヤなど)
  • 黒い食べ物
    コーヒー、黒豆など
  • 古来は「土用餅(どようもち)」「土用蜆(どようしじみ)」
    「土用卵(どようたまご)」などが在った

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2023年5月 1日 (月曜日)

農繁期らしい事故か?

4月30日の日曜日、午後2時50分ごろ会津若松市の県道交差点で、市内に住む80歳の女性が同じく会津若松市内の71歳男性が運転する軽トラックにはねられるという交通事故が発生しました。

会津若松署によると、男性は交差点を車で左折し用としたときに、横断歩道を歩いて渡っていた女性をはねたということのようで女性は頭を強く打つなどの重傷だということです。

男性は、自動車運転処罰法違反(過失致傷)の疑いで現行犯逮捕となったようです。

軽トラックを運転していたのは職業は農業であり、農繁期の連休日での田植えなどで動いていたのかもしれません。

この時期に多くなる事故の一つに、農業機械での事故がありますが、軽トラックも盛んに走行することになりこんな事故も増えるのかもしれません。

実際に、今頃の軽トラの強引な運転が目立ち多くなるのも事実であり、気を付けたいと改めて感じました。

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