肥料価格の高騰対策は”人糞”?!
肥料価格の高騰とそれが収まる見通しが不透明だとして、国内の農業用に下水処理過程で発生する「下水汚泥」の利用拡大を強力に推進していることを知っているでしょうか?
「下水汚泥」というのは豊富な微生物と有機物、チッ素・リン酸成分の塊のため、農水省(利用側)と国交省(供給側)の両省で「下水汚泥の肥料利用拡大に向けた官民検討会」というのを設置され論議が交わされているようです。
議題の主な内容は↓
- 国交省と農水省による全国的枠組みの構築
- 下水汚泥の安全性と肥料効果などの科学的データーの蓄積
- 国家の財政支援
- 公定規格やブランド化
- 下水汚泥肥料利用の倍増を2030年までに達成する
難しい話が並べられていますが、平たく言うと昔の農家で普通に行われていた「人糞肥料」に回帰しているということではないでしょうか?
古い人間の私には、人糞肥やし=寄生虫というのがすぐにイメージされますが、現在はそれどころじゃないくらい不安な思いに駆られますが・・
悪い病や薬などが増えた今、安全性は本当に大丈夫なのでしょうか?
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